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ヤマト運輸がスマホ決済サービス 「にゃんPay」 9月12日より提供開始。宅急便運賃が12%割引、不足金額の自動チャージなど

9月5日、ヤマト運輸は同社初のQRコード決済サービス 「にゃんPay」 を発表した。

「ヤマト運輸公式アプリ」 に新たな機能として追加される形で、2022年9月12日(月)より提供される。アプリに表示されるバーコードを読み取り端末にかざすことで、ヤマト運輸の宅急便運賃や包装資材をキャッシュレスで決済することが可能だ。

「にゃんPay」 は、ヤマト運輸の各営業所や、セールスドライバーによる対面集荷において利用することが可能。本サービスを利用することで、宅急便運賃(発払い)が12%割引され、お得に荷物を発送できる。

さらに、事前に好きな金額をチャージできるほか、「ちょうどチャージ」機能として残高不足時に登録済みの金融機関口座から “不足金額のみ” をチャージすることが可能。チャージした金額を余すことなく使い切ることができる。さらに従来の割引制度 (デジタル割/クロネコメンバーズ持込割/宅急便センター受け取りサービス) も併用することができるのもすごいところ。

たとえば東京から愛知県に宅急便(60サイズ)を送る場合、割引なしでは本来924円(税込)かかるところ、キャッシュレス決済で840円(税別)に割引され、さらに 「にゃんPay」 の12%割引が適用されることで813円(税込)となる。さらに、これにデジタル割やクロネコメンバーズ持込割などの割引制度を利用することで、最安543円(税込)で送ることが可能だ。

対応する金融機関は全国140以上。メガバンクではみずほ銀行が対応する。残高の上限金額は2万円で、チャージ上限は1日2万円。支払い手数料やチャージ手数料は無料。

ヤマト運輸は、2007年から直営店やセールスドライバーによる荷物集荷時の決済手段として電子マネー対応を開始。さらに2021年4月からは二次元バーコード決済にも対応するなどキャッシュレス決済システムをいち早く導入。今回の 「にゃんPay」 を導入することで、クロネコメンバーズにお得な割引サービスやさらなる利便性向上を提供する。

なお、「にゃんPay」 はみずほ銀行のハウスコインを活用した初のサービス。金融機関口座の認証手続きに加えて、独自の多要素認証(MFA)によって、他人による不正なアカウント開設・金融機関口座の登録を防止する。また、銀行業務や決済サービスで培った不正監視のノウハウを持つみずほ銀行がモニタリングを行い、不正を検知した場合は利用停止処置を取るなど、被害の未然防止・拡大防止を図るとしている。

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(画像:ヤマト運輸)