
LINEヤフーが「Yahoo!検索」に火山関連情報の集約表示機能を追加した。噴火警戒レベル、降灰予報、ライブカメラ映像などを検索結果の最上部にまとめて表示し、噴火発生時に必要な情報へすばやくアクセスできるようにしたものだ。
日本には111の活火山があり、そのうち50が気象庁の常時観測火山とされている。検索データを見ると、ユーザーの関心は桜島や富士山、新燃岳、御嶽山、浅間山といった監視対象の火山に集中している。また、近年は桜島で警戒レベル5が発表されるなど、噴火リスクが身近な課題となりつつあり、今回の機能はこれらの背景を踏まえて導入されたものだ。
実際に「新燃岳 噴火」のように火山名+噴火で検索すると、噴火速報、噴火警戒レベル、降灰予報、ライブカメラ映像がカード形式で表示される。警戒レベル2以上の火山は「火山名」単体でも情報が出るため、状況確認の手間が減る。
特徴的なのは降灰予報の詳細だ。3時間ごとの「定時」発表に加え、噴火後の「速報」「詳細」も表示し、市区町村単位の降灰量や開始時刻を確認できる。降灰量ごとの行動目安も示され、生活面での判断材料としても使いやすい。検索語句は「火山名 降灰」「火山名 ライブ」などでも対応する。
LINEヤフーは今後も検索機能の拡充を進め、生活者が抱える疑問や課題に対して、より正確な情報をわかりやすい形で届けると説明している。
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(画像提供:LINEヤフー)
