3月2日、ヤフー株式会社は東日本大震災の復興支援キャンペーン 「Search for 3.11 検索は応援になる。」 を2020年も実施することを発表した。
また同時に、毎年恒例となっている 「Yahoo!ネット募金」 での寄付受付も行うことを併せて発表。一定額寄付をすると返礼品がもらえる 「くじ・返礼品付き募金」 も実施するとのことだ。
Yahoo!検索で 「3.11」 入力でひとりにつき10円寄付
「Search for 3.11 検索は応援になる。」 は、毎年3月11日に実施されているチャリティイベント。Yahoo!検索で 「3.11」 と検索することで、ひとりにつき10円をYahoo! JAPANから復興支援に携わる団体へ寄付するというもの。
同キャンペーンは2014年から毎年実施されており、開催は今年で7年目となる。昨年の検索者数は6,330,031人で過去最高となり、寄付金額上限の50,000,000円が寄付された(当初は2018年実績の41,875,110円が想定されていたが、想定を大きく上回る人数が参加したため、寄付金額上限が引き上げられた)。
寄付金は “東北の未来を担う若者” と “コミュニティーの再生・復興” の支援、そして長期化する復興支援に欠かせない “心のケア” のために活動する6団体に寄付されるとのこと。
- 特定非営利活動法人しんせい
- 福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校
- 特定非営利活動法人底上げ
- 公益社団法人3.11みらいサポート
- 特定非営利活動法人心の架け橋いわて
- 特定非営利活動法人桜ライン311
今年の上限額は昨年と同じ5,000万円を予定しているという。ちなみに、「3月11日」「3,11」など表記が異なるキーワードについては原則として寄付額算出の対象にはならないため、参加する場合は必ず 「3.11」 と検索していただきたい。
寄付は応援になる
「Yahoo!ネット基金」 では、東北の復興支援団体ならびに昨年発生した台風19号の被災地を支援するためのインターネット募金プロジェクトを紹介し寄付を募る。そのため、今年は日本赤十字社やあしなが育英会だけでなく、台風19号の被災地域を支援するADRA Japanや中央共同募金会への寄付が可能だ。
また、一定額を寄付することで抽選で商品が当たる 「くじ付き募金」 や、寄付額に応じて返礼品が選べる 「返礼品付き募金」 なども用意される。
寄付はクレジットカードもしくはTポイントから可能。Tポイントは1ポイントから、クレジットカードは100円から寄付が可能だ。
買うは応援になる
ユーザーに商品を買ってもらうことで、被災地支援につなげる試み 「買うは応援になる。」 キャンペーンも同時開催。今年は東北の伝統工芸品や野菜や果実、ご当地グルメまで東北の商品が広く販売される。また、西日本豪雨や台風19号、20号で被災した地域の商品も購入できるようになっている。
今年で7年目の開催となるヤフーの被災地支援チャリティイベント。今年も多数のチャリティが用意されているため、当日はぜひ被災地の支援のため各々が積極的にご参加いただきたい。
ちなみに、ヤフー株式会社は今回のチャリティイベントの発表に合わせて、日頃から防災に対する意識を高め、災害への備えにつなげてもらうため、「特別企画:災害に備える」 を公開している。「Yahoo! JAPAN」 アプリから届く災害情報のプッシュ通知や 「Yahoo!防災速報」 などの、Yahoo! JAPANが提供する防災・減災関連サービスおよび災害に対する取り組みについて紹介している。6名の人気声優が出演するスペシャル動画が公開されているため、そちらもぜひご覧いただきたい。