3月1日、ヤフー株式会社は東日本大震災の復興支援キャンペーン 「Search for 3.11 検索は応援になる。」 を2019年も実施することを発表した。また、同時に東日本大震災の風化防止と継続的な復興支援につなげることを目的とした特集ページ 「– 3.11企画 – いま応援できること。」 を公開している。
「3.11」 検索で一人につき10円を寄付
「Search for 3.11 検索は応援になる。」は、3月11日にYahoo!検索で 「3.11」 と検索することで、一人につき10円をYahoo! JAPANおよびパートナー企業から復興支援に携わる団体へ寄付するというもの。同キャンペーンの開催は今年で6年目、昨年は検索者数が4,187,511人だったため、総人数×10円にあたる41,875,110円が寄付されている。今年も多くのユーザーの参加を期待したい。
上記キャンペーンとは別に「Yahoo!ネット募金」 では東北の復興支援団体ほか、北海道や西日本、熊本の復興支援団体へのネット募金を紹介する。寄付先の活動への興味関心を深めるため、寄付をすると活動に賛同した企業・団体が無償提供する賞品が当たるくじ付き募金、一定額寄付をすると返礼品がもらえる返礼品付き募金を用意したという。
被災地域の商品を買って支援につなげる
ユーザーに商品を買ってもらうことで支援につなげる試み 「買うは応援になる。」 キャンペーンも同時開催。
同キャンペーンは 「チャリティーオークション」 「エールマーケット」 のふたつが用意されており、「チャリティーオークション」 は賛同した著名人や企業から提供されたアイテムをもとにチャリティーオークションを開催。フィギュアスケートの羽生結弦選手や英プレミアリーグで活躍する吉田麻也選手などが参加した。落札金は全額、被災各地の支援に活用される。
賛同した著名人・企業一覧は以下 (順不同、敬称略) 。
- 羽生結弦
- 松井秀喜
- アレックス・ラミレス
- 吉田麻也
- 山本美月
- 河北麻友子
- WWE Japanなど
「エールマーケット」 は被災地域の商品を買って応援する試み。こちらは東北や北海道、西日本の各種商品を購入して被災地を応援しようというものだ。
商品一覧ページでは、アクセサリーや果物・野菜、海の幸、スイーツなど多数の人気商品が紹介されている。各種商品のチェックはこちらから可能なので、何か欲しいものがあればぜひこちらのストアから購入していただければと思う。
データで見る被災地域の現状
同チャリティーアクション、オークションやエールマーケットの開催を発表するとともに、ヤフーは 「データでみる震災復興のいま (近日公開)」 として復興状況のデータを公開。支援物資のミスマッチ問題など災害支援のあり方の紹介等を行なっている。
▶︎ データでみる震災復興のいま (近日公開)
▶︎ 千羽鶴は送ってはいけない時がある。
さらに本企画を多くの方に知ってもらうため、ヤフーはソフトバンク株式会社と連携し、3月9日(土)~3月11日(月)10時~18時に、ソフトバンク表参道の店頭で 「- 3.11企画 – いま、わたしができること。」 をテーマにした装飾を実施。オリジナルバルーンとステッカーを配布(先着)する。