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XREAL One、1月17日に国内発売。単体のネイティブ3DoFを実現した新型ARグラス

XREALは、同社初となる自社開発の空間コンピューティングチップを搭載した、新型ARグラス 「XREAL One」 を1月17日に国内発売する。

国内販売価格は 「XREAL One」 単体が69,980円。また、「XREAL One」 と 「XREAL Hub」 のバンドルは3,000円割引の72,980円で購入可能だ (価格はいずれも税込) 。

発売に先がけて、今月11日より公式サイト楽天市場などで予約受付が開始されている。

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空間コンピューティングチップ搭載の新型ARグラス 「XREAL One」

「XREAL One」 は、同社初となる空間コンピューティングチップ 「XREAL X1」 を搭載したことで、本体のみでネイティブ3DoFを用いた固定大画面体験を可能にしたARグラスだ。

従来は、3DoFを実現するためにホストデバイスから出力した信号を 「Beam」 や 「Beam Pro」 側に処理してもらう必要があったが、「XREAL X1」 を搭載したことにより、信号をスマートグラス側で処理してそのまま映像も投影できるように。

搭載チップ 「XREAL X1」 の実物

グラス本体で処理を完結できるため、これまで発生していた遅延が20〜30msから最低3msまで短縮。さらに、グラス本体でモード切り替えもできるようになったことで、よりシンプルな操作性を実現した。

ウルトラワイドディスプレイのイメージ (画像提供:XREAL)

「XREAL X1」 を搭載したことで、画質の向上や光学エンジンにも大きなアップデートがあった。

まず画質の向上に関しては、認証機関TÜV (テュフ) との連携を深めたことで、より鮮明な映像や正確な色再現を高めた。最大輝度は600ニト、リフレッシュレートは最高120Hz、全モードでは最大90Hz。アスペクト比32:9のウルトラワイドで画面を表示する機能も搭載する。

また、「XREAL Air 2 Pro」 と 「XREAL Air 2 Ultra」 の三段階の電子調光機能を引き続き搭載したほか、視野角は50度と 「XREAL Air 2 Pro」 より30%向上した。

ARグラスでコンテンツを楽しむ上で、オーディオはとても重要であるということで、今回の 「XREAL One」 はスピーカーを再設計した上で、音響業界のリーディングブランドであるBoseと共同でチューニングを実施。クリアな音質と繊細かつ立体的な音響効果を実現した。AR・VR業界におけるBoseの取り組みは今回が初であるとのことだ。

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