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Xiaomi Smart Band 10、6月27日発売。大型有機EL&セラミック仕様でシリーズ刷新

シャオミ・ジャパンは6月27日、最新スマートバンド「Xiaomi Smart Band 10」を日本市場で発売した。価格はスタンダードモデルが6,280円、上位のセラミックエディションが8,680円(どちらも税込)。

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画面はさらに大型化。進化点を深掘り

前モデル「Smart Band 9」からの主な進化点は、大型化した1.72インチ有機ELディスプレイ、ベゼルレス設計、そして新たに追加されたセラミック素材の上位モデルだ。

ディスプレイ解像度は212×520ピクセル (ピクセル密度は326ppi)、ピーク輝度は1,500ニト。リフレッシュレートは60Hzで、スクロールやアニメーションの滑らかさも向上した。タッチ操作は耐湿対応となり、水に濡れた手でも操作できる。

カラーバリエーションはミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズの3色に加え、パールホワイトのCeramic Editionを展開。オプションアクセサリーとして、レザーストラップ、メタルストラップ、ペンダントチェーンなども同時発売する。

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フィットネス機能とバッテリー性能も向上

フィットネス機能は、150種類以上のスポーツモードに対応。水泳時のリアルタイム心拍測定に新たに対応したほか、ターン検出精度も約96%に向上した。

ランニング機能では、AIペーサー、10種類のランニングプラン、VO₂ Max (最大酸素摂取量)、トレーニング負荷、回復時間など、プロユーザー向けの指標も強化されている。

睡眠トラッキング機能も刷新し、睡眠スコア、睡眠効率、入眠・起床パターン、昼寝履歴などを総合的に分析。運動履歴と連動したスケジュール提案機能も追加された。

バッテリー駆動時間は、通常使用で最大21日間、重度使用で最大8日間。約1時間でフル充電できる急速充電にも対応する。

ソフトウェア面では、Xiaomi独自OS「HyperOS 2」搭載デバイスとの連携が強化された。「Xiaomi Smart Hub」機能を通じて、イヤホンのバッテリー確認やノイズキャンセリング操作、スマホカメラのリモートシャッター、タブレットのページ操作などがバンド側から行える。

ウォッチフェイスは200種類以上を用意。さらに新要素として、5種類の「ゲーム内蔵ウォッチフェイス」も追加された。

Xiaomiはこれまで低価格帯で市場シェアを拡大してきたが、Smart Band 10ではデザイン性、素材、エコシステム連携など、体験価値の向上にも注力している。

(画像:シャオミ・ジャパン)