
小米技術日本株式会社(シャオミ・ジャパン)は3月17日、POCOブランドの最新スマートフォン「POCO X8 Pro」および「POCO X8 Pro Max」を正式発表。同時に国内販売を開始した。日本市場においてPOCO Xシリーズが2モデル同時に展開されるのは今回が初となる。
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「Pro Max」はAnTuTu 308万点と8500mAhバッテリーで他社フラッグシップを圧倒
今回発表された「POCO X8 Pro」シリーズは、POCOブランドにおいてフラッグシップの「Fシリーズ」に次ぐ位置付けとなる「Xシリーズ」の最新モデルにあたる。ラインアップは、標準モデルの「POCO X8 Pro」と、大容量バッテリーを強化した上位モデル「POCO X8 Pro Max」の2機種で構成される。
このうち、最上位モデルとなる「POCO X8 Pro Max」は、「フラッグシップキラー」と位置付ける高い性能を備える。
ディスプレイは6.83インチの1.5K有機EL(ピーク輝度3500ニト/120Hz)を採用。ファイバーグラス製バックパネルとメタルフレームに加え、通知と連動して発光する「ダイナミックRGBライト」も備える。超音波式指紋センサーやeSIM、IP68防水防塵にも対応し、実用性も高めている。
SoCには、第2世代3nm製造プロセスの「Dimensity 9500s」を搭載し、AnTuTuベンチマークスコアは308万5,412点を記録。さらに、主要な熱源をカバーする「3D IceLoop冷却システム」によって、ゲームプレイ時の端末温度を最大3度低減するという。
特筆すべきは、国内展開スマートフォンとして最大級となる8500mAhの大容量バッテリーだ。シリコンカーボン技術の採用により、連続通話74時間、ゲーム15時間以上の駆動を実現している。
充電面では100Wのハイパーチャージに対応し、24分で50%まで充電可能。さらに27Wの有線リバース充電にも対応しており、他のデバイスへの給電も行える。
このリバース充電について、発表会では日本市場を意識した具体的な利用シーンも紹介された。国内ではiPhoneユーザーが多数を占めることを踏まえ、外出先で友人のiPhoneに給電する用途を想定。20分で約50%まで回復できるとしつつ、それでも本体側には十分なバッテリー残量が残る点が強調された。
今回の発表では、日本市場の実情を踏まえた機能として、Apple製品との連携強化が強く打ち出された。すでにMacへの画面表示や、AirDropに近い操作感でのデータ共有などに対応しているが、新たに「Home Screen Plus」と呼ばれる機能も披露されている。
これは、iPhoneの画面上からPOCO端末の画面を表示・操作できるというもの。POCO側の画面がオフの状態でも、ロック解除や通知確認などをiPhone側から完結できる点が特徴だ。
発表会では、日本国内においてiPhoneをメイン端末としつつ、ゲーム用途などでAndroid端末を併用するユーザーが多い点に言及。こうした「サブ機需要」に対し、ハードウェア性能だけでなくソフトウェア連携の面からも応えていく姿勢が示された。
標準モデルの「POCO X8 Pro」は、Dimensity 8500-Ultraを搭載し、AnTuTuスコアは228万点超。6500mAhバッテリーや100W急速充電、リバース充電にも対応する。
ディスプレイは6.59インチの1.5K有機ELを採用し、取り回しやすさと高精細表示を両立した。
カメラは両モデル共通で、5000万画素のメイン(OIS対応)と800万画素の超広角による2眼構成。最大120枚の連写に対応する「ウルトラスナップ」など、動体撮影を意識した機能を備える。
OSアップデートは4回、セキュリティパッチは6年間提供予定。加えて、1,600回の充放電後も80%以上の容量を維持するバッテリー設計により、長期利用も視野に入る。
市場想定価格は、「POCO X8 Pro Max」が79,980円から、「POCO X8 Pro」が59,980円から。4月6日までは早割価格も用意される。
