「Xiaomi 14T/14T Pro」発表。ライカと共同開発したトリプルカメラを搭載したハイエンドスマホ、Proは120W急速充電に対応

Xiaomi 14T Pro

シャオミ・ジャパンは10月10日、トリプルカメラを搭載したハイエンドスマートフォン「Xiaomi 14T シリーズ」を国内向けに発表した。

ラインナップは、「Xiaomi 14T」と「Xiaomi 14T Pro」の2モデル。「Xiaomi 14T Pro」の方が上位モデルとなっており、SoCやカメラ性能がわずかに高いほか、120Wの急速充電に対応するなど高性能に仕上がっている。

「Xiaomi 14T」の販売チャンネルはauとUQモバイル、発売は2024年12月中旬以降を予定。「Xiaomi 14T Pro」の販売チャンネルはソフトバンクとオープンマーケット、発売は2024年11月下旬以降を予定している。

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ライカと共同開発したトリプルカメラ搭載のハイエンドモデル「Xiaomi 14T シリーズ」国内発売

Xiaomi 14T

「Xiaomi 14T シリーズ」は、国内で発売する「Tシリーズ」としては、ライカと共同開発したトリプルカメラを初めて搭載したハイエンドスマートフォン。

「Advanced AI」を搭載し、日常生活や仕事での情報収集・整理、翻訳などの効率が向上したほか、画像や動画の生成もできる。さらに高い処理性能を実現したプロセッサや、超急速充電が可能な大容量バッテリーなど基本性能も充実している。

本体サイズと重量は、「Xiaomi 14T」が約75.1×160.5×7.8mm/約195g (レモングリーンカラーのみ約193g) 。「Xiaomi 14T Pro」が約75×160×8.4mm/約209g。

画面には、薄型ベゼルを実現した約6.7インチの有機ELディスプレイ (AMOLED) を搭載。解像度は1.5K (2712×1220)、リフレッシュレートは最大144Hzに対応する。

新しいカスタム発光素材を採用したことで、より鮮やかな視覚体験を実現。使用シーンや時間に応じて、色温度や輝度を自動調整し、ブルーライトを低減して目の健康を守ってくれる。

背面には、ライカと共同開発したトリプルカメラを搭載。カメラ構成はメインカメラ、望遠カメラ、超広角カメラで、画素数はメインカメラと望遠カメラが約5000万画素、超広角カメラが約1200万画素。

「Xiaomi 14T」と「Xiaomi 14T Pro」ではカメラの画素数は同じであるものの、搭載するイメージセンサーと望遠カメラのズーム倍率が異なる。

「Xiaomi 14T Pro」には、カスタムされた大型イメージセンサーのLight Fusion 900 (1/1.31インチ) が搭載。13.5EVの高いダイナミックレンジとネイティブ14ビットの色深度を備え、昼も夜も繊細かつ自由な撮影が可能であるとしている。「Xiaomi 14T」には、ソニー製のIMX906イメージセンサー (1/1.56インチ) を搭載する。

望遠カメラのズーム倍率は、「Xiaomi 14T Pro」が最大2.6倍、「Xiaomi 14T」が最大2倍。プロモデルはより遠くの被写体を鮮明に撮影できる。デジタルズームでは最大30倍のズーム撮影に対応する。

背面カメラでは、より自然なボケ効果を高めたポートレート撮影モードを搭載。また、人物にフォーカスを当てたシネマティックな動画撮影にも対応する。

自撮りなどに適したフロントカメラは、どちらも約3200万画素の広角カメラを搭載する。

搭載SoCは、「Xiaomi 14T」がMediaTek Dimensity 8300-Ultra、「Xiaomi 14T Pro」がMediaTek Dimensity 9300+。どちらもAI処理に優れたチップで、Google Geminiを搭載し、「かこって検索」にも対応。文字起こしや字幕の生成、翻訳などを行うAI言語機能、写真の背景に合わせて周辺の様子を生成して背景を拡大する「AI拡大」機能なども利用できる。

メモリはいずれも12GB、ストレージ容量は「Xiaomi 14T」が256GBのみ、「Xiaomi 14T Pro」が256GBと512GBの2種類から選択可能だ。

Xiaomi 14T Pro

搭載するバッテリー容量は5000mAh。急速充電は、「Xiaomi 14T」が最大67W (15分で約50%まで充電) 、「Xiaomi 14T Pro」が最大120W (19分で100%まで充電) に対応する。また、「Xiaomi 14T Pro」はユーザーからの要望が多いワイヤレス充電にも対応している。

Wi-Fi通信は「Xiaomi 14T」がWi-Fi 6E、「Xiaomi 14T Pro」がWi-Fi 7に対応する。Bluetoothはいずれのモデルもバージョン5.4。SIM構成はnanoSIM+eSIMのデュアルSIM。

防水防塵性能はIP68相当。日本向けモデルはおサイフケータイにも対応する。生体認証はディスプレイ指紋認証と顔認証の2種類が利用可能だ。

「Xiaomi 14T」のカラーラインアップはチタンブルー、チタングレー、レモングリーンの3色。販売チャンネルはauとUQモバイルで、発売は2024年12月中旬以降を予定している。なお、レモングリーンはau Online ShopとUQ mobileオンラインショップでのみ購入可能だ。

「Xiaomi 14T Pro」のカラーラインアップはチタンブラック、チタングレー、チタンブルーの3色。販売チャンネルはソフトバンクとオープンマーケットで、発売は2024年11月下旬以降を予定している。オープンマーケットでの販売価格は、12GB/256GBが109,800円、12GB/512GBが119,800円 (どちらも税込) 。

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Xiaomi取材
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