
Xbox Game Passが11月4日から値上げされることが10月1日に発表された。各プランの新料金は、Ultimateが月額1,450円→2,750円、Premiumが月額1,100円→1,300円、Essential(旧Core)が月額842円→850円、PC Game Passが月額990円→1,550円となる (いずれも税込)。
Xbox Game Passは通常、月額課金で提供されるが、ギフトコードやサブスクリプションの「スタック」を利用すれば、数年分をまとめて購入・延長できる。
そして、ここが重要なポイント。Amazonなどで販売されているXbox Game Passのコードはまだ値上げ前の価格で販売されているため、いま買っておけば最大3年間はいまの値段でXbox Game Passを楽しむことができるのだ。
公式サポートによると、プランごとの最大事前延長期間は以下の通り(2025年10月現在/日本在住の場合)。
- Xbox Game Pass Ultimate(コンソール+PC+クラウド):最大36ヶ月(3年)
- Xbox Game Pass Core / Essential(オンラインマルチプレイ+基本ゲーム):最大36ヶ月
- PC Game Pass:最大36ヶ月
コードを複数回適用して期間を積み重ねることができ、残り期間がある場合も新規購入分が追加される。ただし、Core/PCはアルゼンチンやブラジルなど一部地域では13ヶ月制限があり、日本在住なら36ヶ月まで延長可能だ。
購入方法は、Amazonや
楽天市場などの通販、または小売店でのギフトカード購入が基本だ。デジタルコードなら即時適用でき、購入後はXboxアプリやウェブサイトの「サブスクリプション管理」から残り期間を確認できる。事前延長中は自動更新課金は発生しないが、期間終了後に自動再開するため、不要な場合はMicrosoftアカウントでキャンセル設定を行う必要がある。
値上げ前に旧料金で最大3年分を確保できる「事前延長」は、コストを抑えながら安定してゲームを楽しみたいユーザーにとって大きなメリットだ。ただし、ゲームラインナップが変わる可能性もあるため、購入前にライブラリや利用予定を確認しておくと安心だ。
「Essential変換」で1.2年分の「Ultimate」を半額にできる裏技も。ただ長期的にみたら3年分を旧価格で買った方がお得かも
なお、現在Xbox Game Passに加入していない場合は、さらにコストを抑える方法として、一番下のXbox Game Pass Core (今後はXbox Game Pass Essentialになる) を購入して、Xbox Game Pass Ultimateに変換する方法もある。例えば、Coreの40%変換を活用すれば、およそ1.2年分をほぼ半額でUltimateにまとめられる。

具体例を見てみよう。AmazonではXbox Game Pass Coreが12ヶ月6,500円で販売されており、3年分(36ヶ月)まとめて購入すると19,500円になる。このCoreをUltimateに変換する場合、換算率は40%。つまり36ヶ月分のCoreをUltimateに換算すると14.4ヶ月分になる。
Ultimateの正規価格は月額2,750円なので、14.4ヶ月分を正規料金で購入すると39,600円相当になる。ところがCoreをまとめ買いして変換すると、19,500円で14.4ヶ月分のUltimateを利用可能。正規料金との差額は約20,100円で、月額換算すると1,354円/月でUltimateが使える計算だ。
値上げ前の旧料金でUltimateをほぼ半額で確保できるこの方法は、長期的にGame Passを楽しみたいユーザーにとって非常にお得だ。ただ、現在の旧料金ではXbox Game Pass Ultimateが1ヶ月あたり1,450円で販売されていることを考えると、36ヶ月分をまとめて購入しておくのが最もお得かもしれないが。
いずれにせよ、まもなく値上げが実施されることを踏まえると、早めに旧価格でXbox Game Passの権利を確保しておくのが賢明だ。
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(画像:Microsoft/Amazon)