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Xが 「ブロック機能」 改悪か。ブロックされたアカウントでも投稿の閲覧が可能に、イーロン・マスク氏が示唆

X (旧:Twitter) は、「ブロック機能」 の仕様変更を計画している可能性が浮上した。Xの執行会長兼CEOを務めるイーロン・マスク氏が、自らのXアカウントで示唆した。彼の発言のとおり仕様変更が行われるならば、ブロックされたアカウントであっても投稿を閲覧できるようになる可能性がありそうだ。

マスク氏は、エンジニアのNima Owji氏の投稿にリプライするかたちで発言した。Nima Owjiは、「BREAKING: X is about to remove the current block button, meaning that if an account is public, their posts will be visible to the blocked users as well! (速報:Xは現在のブロックボタンを削除する予定であり、公開アカウントの場合、ブロックされたユーザーにも投稿が見えるようになる模様)」 と発言。

これに対して、イーロン・マスク氏は、「High time this happened. The block function will block that account from engaging with, but not block seeing, public post. (ついにこの時が来たか。ブロック機能はそのアカウントとのやり取りを制限するが、公開投稿を見ることはブロックしない。)」 とリプライ。

Nima Owji氏は、このリプライに反応するかたちで、「Good move! The block button for public accounts was a stupid feature since everyone could view the posts from their browsers’ incognito mode. (いい判断だ!公開アカウントのブロックボタンは無意味な機能だった。誰でもブラウザのシークレットモードから投稿を見ることができたからね。)」 とリプライを返している。

Xのブロック機能は、これまでブロックした相手の投稿が表示されないだけでなく、自身の投稿が見られることはなかったことから、相手から不快なリプライ (いわゆるクソリプ) を受ける可能性を減らす効果があった。しかし、ブロックした相手から投稿が閲覧できるということは、こうした不快なリプライを受ける可能性が再び出てくる。おそらくブロックされたユーザーに対してリプライ等が送れない仕様はそのまま残るものと予想されるが、ブロックされていない別のアカウントを利用することでリプライできることから、ユーザーからは不安の声が上がっている。

ブロック機能については、プロモーション投稿を行うアカウントを非表示にするテクニックにも使用されていることから、マスク氏は以前より何度か仕様変更について触れてきた経緯がある。まだX公式からは発表されていないが、今後のアップデートで実装される可能性はありそうだ。

(画像:X)