現地時間6月11日、Appleは年次開発者会議 「WWDC 2020」 の基調講演を現地時間6月22日(月)午前10時から開催することを発表した。時差の関係で、日本時間では6月23日(火)午前2時から開催されることになる。
基調講演では次期iOSをはじめ各種新OSが発表されるものとみられる。一番の注目はやはりiOS 14だが、今年は将来Macに搭載されるARMベースの独自カスタムチップに関する発表が予想されるなど、Macに関する発表も大きな注目を集めている。
- iOS 14
- iPadOS 14
- macOS 10.16
- watchOS 7
- tvOS 14など
また、OS以外にも革新サービスに関する発表や、何らかの新製品が発表される可能性が高い。噂では、iMacの新型モデルや紛失防止タグ 「AirTag」 などが発表されることが予想されている。
基調講演はApple公式サイトやApple Developerサイト、Apple Developer アプリ、Apple TV、YouTubeで視聴することが可能だ。配信終了後はオンデマンド視聴も可能。さらに中国の視聴者向けに、Tencent、iQIYI、BilibiliYoukuでもストリーミング配信される予定となっている。
また、同時にAppleはWWDCで開催される1対1の開発者ラボや100以上のエンジニアリングセッション、各OSを深く掘り下げるPlatforms State of the Unionなどを案内している。詳細は以下のとおりだ。
Platforms State of the Union
6月22日午後2時 (日本時間:6月23日午前6時)
iOS、iPadOS、macOS、tvOS、watchOS すべての最新の進化を深く掘り下げます。Appleでエンジニアリングを担当するリーダーたちの声にダイレクトに耳を傾けてください。State of the Union は、Apple Developer アプリケーションと Apple Developer ウェブサイトを通じてオンデマンドにより提供される予定です。これらも、中国国内では、Tencent、iQIYI、Bilibili、Youkuを通じてオンデマンド再生できる予定です。
100以上のエンジニアリングセッション
6月23日~26日 (日本時間:6月24日未明~27日)
WWDC20の2日目からは、開発者が次世代のアプリケーション開発を学ぶのに欠かせない、Appleのエンジニアたちのリードによる技術とデザインにフォーカスした100以上のセッションが提供されます。セッション映像は毎日午前10時に(日本時間:6月24日以降の毎日午前2時より)公開され、iPhone、iPad、Apple TV の Apple Developer アプリケーションならびに Apple Developer ウェブサイトを通じて視聴できます。
まったく新しいApple Developer フォーラム、6月18日よりデザイン一新
まったく新しくなったApple Developer フォーラムでは、開発者コミュニティとAppleのエンジニア1,000名以上をつないで、エンジニアが質問に対して回答したり、技術的なディスカッションにも対応できるようにします。WWDC20の初日より、どなたでもトピックを検索したり、フォーラム内で行われているディスカッションをフォローすることができます。なお、質問を投稿したり、Appleのエキスパートから直にアドバイスをもらえるのは、Apple Developer Program メンバーに限ります。
1対1の開発者ラボ (予約制)
6月23日~26日 (日本時間:6月24日未明~27日)
Appleプラットフォームの最新の進化に携わったAppleのエンジニアとの面談をリクエストし、マンツーマンの技術指導や、新機能の実装方法について詳しい説明を受けることができます。開発者ラボは Apple Developer Program メンバーであればどなたでも参加できます(定員制)。
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