新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、今年のフラグシップ型iPhoneの発売が例年に比べて遅れる可能性があると複数のメディアが伝えているが、The Wall Street Journalも同じような情報を掴んでいるようだ。
現地時間27日、WSJのYoko Kubota記者(北京)は今秋発売予定の 「iPhone 12(仮)」 の生産が約1ヶ月遅れていることを報告している。
iPhone 12の量産が1ヶ月延期することで発売も遅延か
WSJによると、新型コロナウイルス感染症の影響でiPhone 12の生産に約1ヶ月の遅れが生じているという。もしこれが事実なら、同端末の量産および発売に影響が出る可能性がある。
今秋登場予定のiPhone 12シリーズは、5.4インチと6.7インチに加えて、2種類の6.1インチモデルの4種類が用意されていると伝えられている。WSJは生産遅延を伝える上で特定のモデルのみに言及してはいないため、遅延は複数もしくは全モデルで発生している可能性が考えられる。
生産の遅れが必ずしも発売の遅れにつながるとは限らず、場合によっては品薄状態で発売となる可能性もあるものの、在庫数がごく限られた状態でAppleが主力機モデルを発売することはやや考えにくいため、実際のところは発売が遅れる可能性はそれなりにありそうだ。
製造が1ヶ月遅れているということは、発売も1ヶ月近く遅れる可能性があるということ。今年の新型iPhoneの発売は例年の9月ではなく、10月にズレ込んでしまうのかもしれない。
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