Wi-Fiルータ新規格「Wi-Fi EasyMesh」発表 異なるメーカー同士でもメッシュネットワークが構築可能に

いよいよ、異なるメーカーのWi-Fiルーター同士でも「メッシュネットワーク」が構築できるように。

現地時間5月14日、無線LAN製品の普及促進を図ることを目的とした業界団体Wi-Fi Allianceは、異なるメーカーのWi-Fiルーター同士でもメッシュネットワークが構築できるようにする新規格「Wi-Fi EasyMesh」を発表した。

スポンサーリンク

異なるメーカーのルーター同士でメッシュネットワークが構築可能に

メッシュネットワークと聞いてパッと思いつくのは、今年4月に国内発売されたばかりのGoogleのWi-Fiルーター「Google Wi-Fi」ではないだろうか。Google Wi-Fiは、複数台のGoogle Wi-Fi同士を連携させることで、家内にあるWi-Fiのデッドスポットを解消できるという機能が搭載され、注目を集めていた。

GoogleのWi-Fiルーター「Google Wi-Fi」が4月26日に発売 価格は15,000円
4月25日、Googleは家庭用Wi-Fiルーター「Google Wi-Fi」を日本国内で発売することを発表した。発売日は明日の4月26日、価格は15,000円、3台セットで39,000円(いずれも税別)で購入することが可能だ。 メッシュW...

この「Google Wi-Fi」のように、ルーター同士で連携してネットワーク範囲を広げることができるWi-Fiルーターは複数存在するが、これまでは同じメーカー同士のものでなければ実現不可能だった。

しかし、今回発表された新規格「Wi-Fi EasyMesh」に準ずるルーター同士であれば、異なるメーカーのものであっても連携することができるようになる。

現時点ではまだ発表されたばかりということもあり対応製品は出てはいないものの、BroadcomやMediaTek、Qualcomm Atherosなどがサポートすることを明言している。

おそらくはそう遠くないうちに対応製品が登場することになると思われるため、Wi-Fiのデットスポットにお悩みの方はぜひ期待しておこう。

[ via CNET ]

IT
FOLLOW US
タイトルとURLをコピーしました