本日5月26日夜、約3年ぶりの皆既月食が日本全国で見られる。今回の皆既月食は2021年で地球にもっとも近い満月 「スーパームーン」 と重なる日ということで、大迫力の天体ショーが見れそうな予感だ。
24時間生放送の気象情報専門チャンネル 「ウェザーニュース LiVE」 は、今回の皆既月食の様子を生中継する 「スーパームーン 皆既月食 特別番組」 を配信する。天気の影響で観測が難しい可能性があるエリアにお住まいの方、専門家の解説付きで皆既月食を楽しみたい方は、ぜひ配信を視聴してみてはどうだろうか。
ウェザーニュース LiVEで 「スーパームーン 皆既月食 特別番組」 が配信
皆既月食とは、太陽の光によってできた地球の影を月が通過することで、赤黒く変色した満月が見られる現象のこと。今回は1年の中で満月が地球にもっとも近い 「スーパームーン」 の日と重なっており、より特別な皆既月食となる。
26日夜は、北日本や東日本は高気圧に覆われて晴れるところが多くなり、月が欠ける様子が見られそう。西日本は比較的雲が多いものの、雲の隙間から皆既月食が見えるチャンスがあるかもしれないようだ。ただ、九州や四国は高気圧の後面にあたり、また梅雨前線の雲もかかり始めるため、月を見るのは難しそうとのことだ。
日本ではちょうど月が空に昇ってくる頃から部分食が始まる。皆既食は日本全国で見ることができるが、月食の全過程が見られるエリアと、部分食の途中から見られるエリアがあり、北海道西部や東北西部、中部地方西部、西日本では月が欠け始めている状態で昇ってくる 「月出帯食 (げつしゅつたいしょく) 」 となる。北海道東部や東北東部、関東、中部地方東部では、部分食を最初から見ることができるようだ。
「ウェザーニュース LiVE」 は国内の天文台と協力し、この特別な皆既月食の様子を生中継する。月が欠けていく様子や皆既になる瞬間などを高感度カメラで捉え、専門家による詳しい解説も交えて詳細を伝える特別番組を配信する。
配信は本日19時からスタートとなる。YouTubeやFacebook、ニコニコ生放送など複数のサービスで視聴できるので、お好みのサービスで視聴していただきたい。配信先リンクは以下。