ウェザーニューズは、同社天気アプリ 「ウェザーニュース」 のアップデートを実施。人気サービスのひとつである 「雨雲レーダー」 機能の強化をおこなった。
今回のアップデートでは、雨雲レーダーの予測時間を業界最長となる30時間に延長。翌日の雨雲の動きも250mメッシュ/10分間隔の超高解像度で滑らかに表示することが可能になり、雨の降り出し/降り止み、雨の強弱など、より具体的な雨の降り方を確認することが可能になった。また、過去の雨雲の動きも24時間前まで表示できるため、前日に降った雨も確認できる。
雨雲レーダーは、雨雲の位置と動きをマップ上に表示し、雨の降り始めや降り止み、雨の強さをピンポイントで確認できる機能。当初は1kmメッシュ/1時間間隔の粗い解像度でしか表示できなかったが、2020年8月に高解像度化をはかり250mメッシュ/10分間隔で15時間先までの表示に対応。翌年2021年7月には、さらに予測時間を15時間から27時間に大幅に延長している。そして、今回のアップデートで予測時間が27時間から30時間に増えた形となる。
雨雲レーダーの高解像度化を実現しているのが、ウェザーニューズ独自の気象モデルへのクラウドHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)の導入と、雨雲レーダーのために開発した独自AI技術。これらの技術を発展させることで予測時間を延長し、250mメッシュ/10分間隔の高解像度を保ったまま30時間先までの雨雲の動きを予測する画期的な雨雲レーダーを実現しているとのこと。
本機能は 「ウェザーニュース」 アプリで無料で利用することが可能だ。
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(画像提供:ウェザーニューズ)