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天気アプリ 「ウェザーニュース」 で 「電力需給予報」 緊急提供。電力ひっ迫度 (電力使用率)を時系列予測

6月29日、ウェザーニューズは同社天気アプリ 「ウェザーニュース」 において、 「電力需給予報」 機能を緊急リリースした。

本機能は、今夏の電力需給ひっ迫の懸念を受けて開発されたもの。ウェザーニューズのエナジーフォーキャストセンターによる電力需要予測と、電力会社から発表される電力供給力のデータをもとに、国内の 「電力ひっ迫度 (電力使用率)」 を時系列で予報する。

予報は全国の各電力エリアごとに行われる。たとえば本日6月29日の東京電力管内の電力逼迫度は最大98%となり、「非常に厳しい」 と評価されている。また、九州電力管内であれば最大95%となり、「厳しい」 電力ひっ迫度になるようだ。

政府は6月7日、今夏の電力需給が厳しいとして2015年以来7年ぶりとなる節電要請を発出している。今週27日からは気温上昇に伴う家庭内や企業での電力需要が大幅に高まったことを受けて3日連続で東京電力エリアに「電力需給ひっ迫注意報」が発令され、節電が呼びかけられていることから、節電に協力できるユーザーは、本アプリのデータを使って無理のない範囲で協力してみてはどうだろうか。

なお、この『電力需給予報』はウェザーニューズのエナジーフォーキャストセンターによる電力需要予測データを用いて提供されている。

エナジーフォーキャストセンターでは、国内10電力エリアごとに最適化された電力需要予測特化の独自AIモデルを活用することで、毎日全電力エリアに対して需要予測を行っている。

また、長年電気事業者向けにサービスを行なってきたウェザーニューズのデータ分析技術や需要予測の知見を活用し、電力会社が保有する電力消費実績データと当社の気象データを過去数年分学習させて構築したAIモデルに、最新の電力データと気象データを30分毎に取り込むことで電力需要を算出。さらに、電力の消費量は人の体感に大きく左右されることから、ユーザーから寄せられる天気や体感の報告を活用することで、予測の精度を高めているとのことだ。

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(画像提供:ウェザーニューズ)