株式会社ウェザーニューズが、2025年元日の初日の出に関する最新予測を発表した。太平洋側を中心に多くの地域で美しい初日の出が期待されており、冬らしい寒さはあるものの、極端な冷え込みは避けられそうだ。
ウェザーニューズは、スマートフォンアプリ ｢ウェザーニュース (iOS／Android) ｣ で『初日の出Ch.』をオープンし、全国各地の初日の出時刻や天気予報を提供している。さらに、雲や地形の影響を考慮した『初日の出時刻ズバリ予想』を通じて、リアルタイムで初日の出の見える時刻を分単位で予測するサービスを開始した。
太平洋側で広く晴天、初日の出が期待できるエリア
2025年元日は、西高東低の冬型の気圧配置が予想されており、太平洋側を中心に晴天が広がる見込みだ。特に東北太平洋側、関東平野、山陽、四国、九州では初日の出が見られる可能性が高いという。
一方で、近畿中部から濃尾平野周辺では北西からの雲が流れ込みやすく、伊豆半島や伊豆諸島でもシアーラインの影響で曇る可能性がある。北海道に関しては、低気圧の動き次第で道東エリアに観測チャンスがあるものの、オホーツク海側や日本海側では雪雲や雨雲がかかりやすく、初日の出は見えにくくなりそうだ。
九州東シナ海沿岸では雲が広がる可能性があるものの、東の空が比較的晴れる見込みであり期待がもてる。沖縄や奄美でも多少の雲が出るものの、初日の出を見ることができる可能性が高い。
初日の出の見える時刻を正確に把握『初日の出時刻ズバリ予想』
ウェザーニュースが提供する『初日の出時刻ズバリ予想』は、一般的な日の出時刻と異なり、雲や山などの地形効果を加味したサービスだ。太陽が実際に見えるタイミングを正確に予測するため、曇りがちな地域でも見逃さずに初日の出を迎えることができる。
このサービスでは、約10km四方の気象データと、250m四方の地形データを解析し、1分単位で日の出時刻を予測。特に山間部や水平線付近に雲があるエリアでは、その影響を反映して正確な時刻を割り出すことが可能だ。
アプリやウェブサイトの『初日の出Ch.』から簡単にアクセスできるため、初日の出を見に行く予定の方はこまめにチェックしてほしい。
ウェザーニュースLiVEで7か所から初日の出を生中継
なお、ウェザーニューズは、初日の出が見られない地域や自宅で過ごしたい方に向けて、2025年1月1日に ｢ウェザーニュースLiVE｣ で初日の出の様子を24時間生中継する。千葉県銚子市犬吠埼など国内7か所から、美しい初日の出をリアルタイムで届ける予定だ。
視聴はウェザーニュースの公式サイトのほか、YouTube LiveやTikTok LIVEでも配信されるため、どこからでも気軽に視聴できる。中継だけでなく、視聴者が投稿した写真をもとに全国の初日の出の様子も紹介される予定だ。
2025年の元日は、太平洋側を中心に晴れる見込みであり、多くの人が新年の幕開けを美しい初日の出とともに迎えられそうだ。防寒対策をしっかりと行い、安全に初日の出を楽しんでほしい。
(画像：株式会社ウェザーニューズ)
