2月9日、ウェザーニュースは同社公式アプリ 「ウェザーニュース」 に新機能 「お洗濯情報」 を追加、提供を開始した。
この 「お洗濯情報」 は、日々のお洗濯を “天気情報とリンク” させてサポートしてくれる機能。その日の天気をもとに洗濯物の乾きやすさを可視化してくれるほか、取り込み時間や急な雨から洗濯物を守るための通知機能も実装されている。
「ウェザーニュース」 アプリに新機能 「お洗濯情報」 が追加
「お洗濯情報」 は、ウェザーニュースアプリ内の各地点ごとの天気情報からアクセスできる。この画面を下にスクロールすると、「お洗濯情報」 の項目を見つけることができる。
「お洗濯情報」 では、『ピンポイントお洗濯情報』『お洗濯プランナー』『お洗濯アラーム』の3つの機能が利用できる。
ピンポイントお洗濯情報
洗濯物の乾きやすさが1時間ごとに5段階 (速乾、OK、心配、NG、寒くてNG) で確認できる機能。洗濯物が速く乾き、大物の洗濯や複数回の洗濯ができそうな場合は 「速乾」 、雨の心配なく外干しができる場合は 「OK」 、急な雨の可能性が“少し”ある場合は 「心配」 、雨予報で外干しが難しい場合は 「NG」 、気温が低く外干しが難しい場合は 「寒くてNG」 と表示
お洗濯プランナー
いま干した洗濯物がいつ乾くのかが10分単位でわかる機能。Tシャツやジーンズ、バスタオルなど、洗濯物の種類ごとに乾く時間を確認できる。
お洗濯アラーム (有料オプション)
取り込み時間や急な雨をスマホに通知する機能。洗濯物を干す際にセットすると、取り込み時間にスマホにプッシュ通知。急な雨の襲来も教えてくれる。
たとえば、上記画像は静岡県静岡市駿河区の2月11日14時頃の天気情報だが、天気は晴れ、気温は14.0℃、湿度は26.4%。まさに洗濯日和といえる天気だ。
ウェザーニュースの洗濯情報はどうかというと、筆者の読み通り今日はお洗濯に適した日のようだ。
「お洗濯プランナー」 を使うことで、今から洗濯物を干した場合にいつ乾くかも確認できる。Tシャツやブラウス、フェイスタオルなら17:40頃には乾いてくれるようだ。「お洗濯プランナー」 は洗濯物ごとの乾き時間を確認することができる。その日の洗濯物の中で最も乾きにくい物を選ぶことで、いつ取り込むべきか知ることができるだろう。
さらに有料のオプション機能として、『お洗濯アラーム』という通知機能が用意されている。これは洗濯物を干す際にセットすると、取り込み時間にスマホで教えてくれるというものになる。利用料金は月額360円(税込)。
契約するとウェザーニュースのすべての有料機能が使えるようになるが、お洗濯情報を確認する上で必須なものではないので、アラーム機能を利用したい人だけ検討してみていただきたい。ちなみに有料サービスは1ヶ月の無料お試しも用意されているようだ。
ウェザーニュース広報によると、今回の 「お洗濯情報」 は従来の洗濯指数で用いる天気や気温、湿度に加えて、さらに気象データから算出した洗濯物の “乾燥速度” を取り入れた新しい洗濯指数であるとのこと。ウェザーニュースの気象予報士(兼 主婦)の方々が新型コロナによる外出自粛期間の中で、自宅で繰り返し実験をしながら本気でこだわって作ったもので、かなりの自信作になっているという。
筆者も試してみたが、指数のとおり洗濯物がしっかり乾いていた。各地の天気や洗濯物によっては必ずしも正確に予測できるとは限らないが、きっと目安にはなるはず。個人的にもぜひ多くのユーザーに同機能を知っていただき、毎日の洗濯をより効率的なものにしていただけたらと思う。
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