正式版 「watchOS 9.4」 「tvOS 16.4」 配信開始。Apple Watchのカバージェスチャーで起床アラームが消音されないように改善

現地時間3月27日、Appleは正式版 「watchOS 9.4」 「tvOS 16.4」 を一般ユーザー向けに配信開始した。対応デバイスはアップデートが可能だ。

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正式版 「watchOS 9.4」 「tvOS 16.4」 一般ユーザー向けに配信開始

「watchOS 9.4」 では、21個の新しい絵文字が追加されたほか、睡眠中に目覚ましアラームが意図せず消音されてしまうのを防ぐため、 「カバーして消音」 ジェスチャーでアラームが消音しないように改善されている。

リリースノートは以下。

watchOS 9.4にはApple Watchの機能改善が含まれ、このバージョンでは新たな地域で機能が使用できるようになります。

  • 睡眠中の意図しない目覚ましアラームの取り消しを防止するために、“カバーして消音”ジェスチャを無効化
  • 周期記録の過去に遡った排卵の推定と周期の偏差の通知が、モルドバとウクライナに対応
  • “心房細動履歴”が、コロンビア、マレーシア、モルドバ、タイ、およびウクライナで使用可能

Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222

「tvOS 16.4」 に関しては、光の点滅やストロボ効果が検出されたときにビデオの画面を自動的に暗くするアクセシビリティオプション 「ストロボの発光を暗くする」 が追加されたほか、パフォーマンスと安定性が向上しているとのこと。

「watchOS 9.4」 は、2018年に発売したApple Watch Series 4以降のApple Watchをサポートする。

watchOS 9.3 対応端末

  • Apple Watch Ultra (2022年9月発売)
  • Apple Watch Series 8 (2022年9月発売)
  • Apple Watch Series 7 (2021年10月発売)
  • Apple Watch Series 6 (2020年9月発売)
  • Apple Watch Series 5 (2019年9月発売)
  • Apple Watch Series 4 (2018年9月発売)
  • Apple Watch SE 第2世代 (2022年9月発売)
  • Apple Watch SE (2020年9月発売)

なお、Apple WatchはiPhoneとの連携が必須であるため、「watchOS 9.4」 を利用するには 「iOS 16」 以降をインストールしたiPhoneが必要になる。インストールできるデバイスは以下。

iOS 16 対応端末
iPhone
  • iPhone 14 Pro/14 Pro Max
  • iPhone 14/14 Plus
  • iPhone 13 Pro/13 Pro Max
  • iPhone 13/13 mini
  • iPhone 12 Pro/12 Pro Max
  • iPhone 12/12 mini
  • iPhone 11 Pro/11 Pro Max
  • iPhone 11
  • iPhone XS/XS Max
  • iPhone XR
  • iPhone X
  • iPhone 8/8 Plus
  • iPhone SE (第3世代)
  • iPhone SE (第2世代)

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(画像:Apple)

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