現地時間10月24日、Appleは正式版 「watchOS 9.1」 を一般ユーザー向けに配信開始した。Apple Watch Series 3以降のApple Watchはアップデートが可能だ。
正式版 「watchOS 9.1」 一般ユーザー向けに配信開始
「watchOS 9.1」 は、最新のApple Watch Series 8、Apple Watch SE (第2世代)、Apple Watch Ultraで心拍数とGPSの測定頻度を下げることで、特定のワークアウト中にバッテリー持ちを長くする機能が利用できるようになるほか、複数のバグ修正などが実施されている。
リリースノートは以下。
このアップデートにはApple Watch用の改善が含まれます。
- Apple Watch Series 8、Apple Watch SE(第2世代)、およびApple Watch Ultraでの心拍数とGPSの測定頻度を下げる機能により、屋外ウォーキング、ランニング、およびハイキングのワークアウト中にバッテリー駆動時間を節約可能
- Apple Watchが充電器に接続されていないときにWi-Fiまたはモバイル通信を使用してミュージックをダウンロード可能
- 新しいスマートホーム接続規格、Matterに対応し、さまざまなホームアクセサリをエコシステム間で連携させることが可能
このアップデートには、Apple Watchのバグ修正も含まれます。
- 屋外ランニング中の平均ペースの音声フィードバックが正しくない場合がある問題
- 天気Appに表示される降水確率の予測がiPhoneの現在地の予測と一致しない場合がある問題
- 1時間ごとの天気のコンプリケーションで、午後の時間帯に時刻が午前と表示される場合がある問題
- 一部のユーザで機能的筋力トレーニングワークアウト中に表示される時間が進まない場合がある問題
- 複数の通知を受信したときに、VoiceOverで通知を読み上げる前にApp名が読み上げられない場合がある問題
Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
「watchOS 9.1」 は、2018年に発売したApple Watch Series 4以降のApple Watchをサポートする。
watchOS 9.1 対応端末
- Apple Watch Ultra (2022年9月発売)
- Apple Watch Series 8 (2022年9月発売)
- Apple Watch Series 7 (2021年10月発売)
- Apple Watch Series 6 (2020年9月発売)
- Apple Watch Series 5 (2019年9月発売)
- Apple Watch Series 4 (2018年9月発売)
- Apple Watch SE 第2世代 (2022年9月発売)
- Apple Watch SE (2020年9月発売)
なお、Apple WatchはiPhoneとの連携が必須であるため、「watchOS 9.1」 を利用するには 「iOS 16」 以降をインストールしたiPhoneが必要になる。インストールできるデバイスは以下。
iPhone |
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(画像:Apple)