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watchOS 7の新機能6つが判明。新しい文字盤や睡眠トラッキング機能、子ども向けの管理機能など

9to5Macは、独自で入手したiOS 14のコードから、Apple Watchに血中の酸素飽和度を測定する機能が見つかったことを報じていたが、さらなる解析により新しい文字盤や睡眠追跡機能、ペアレンタルコントロール機能に関する記述が見つかったようだ。現地時間9日、9to5Macは独占記事として伝えた。

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①新しい文字盤 「Infograph Pro」

文字盤 「Infograph」

watchOS 7では、新しい文字盤として 「Infograph Pro」 が追加される。現在利用できる 「Infograph」 「Infograph Modular」 と同じく、多数のコンプリケーションが追加できる文字盤になるものと予想されるが、さらに 「タキメーター」 が利用できるようになるとのこと。

タキメーターとは、1kmを何秒で走行したかによって平均時速を計測することができる機能。車や飛行機などの乗り物に乗っている際に、どれくらいの速度で動いているかを調べるのに便利だ。

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②文字盤の共有機能

現在、Apple Watchの文字盤は基本的には自分でカスタマイズして使う方式だが、今後は他のユーザーから共有された設定を適用できるようになるかもしれない。

この文字盤の共有機能はWatchアプリの共有シートを使って共有することになるという。「ファイル」 アプリでプレビューが確認でき、AirDropなどの複数の方法で共有ができるとのこと。

③共有アルバムから文字盤作成が可能に

Apple Watchは個別の写真やアルバム写真から文字盤を作成することができるが、watchOS 7ではさらに共有アルバムからも文字盤が作成できるように。

共有アルバムを文字盤に設定することで、共有相手が追加した写真も自動で文字盤に表示されるようになる。家族や友達との共有アルバムを設定しておけば、文字盤が表示されるたびに写真を楽しむことができるようになるはずだ。

④睡眠トラッキング

以前から噂されているとおり、Apple Watchで睡眠トラッキング機能が利用できるようになるようだ。

「ヘルス」 アプリに睡眠目標が設定できるようになり、アプリ内で睡眠時間や睡眠の質を改善するアドバイスが確認できるとのこと。

⑤子ども向けApple Watch管理機能

watchOS 7からは、安心して子どもにApple Watchを持たせることができるようになる。

これまでは1台のiPhoneでは1台のApple Watchしかアクティブにすることができなかったが、watchOS 7では親のApple Watchと子どものApple Watchの2台をアクティブにすることができるように。さらに親のiPhoneからはペアレンタルコントロール機能も利用可能で、信頼できる連絡先や利用できる音楽を管理することが可能だ。

⑥新機能 「スクールタイム」

Apple Watchのペアレンタルコントロール機能として、「スクールタイム」 が提供される。

これは授業などの特定の時間にアプリの利用や機能を制限する機能で、子どもが授業中にApple Watchで遊んでしまって勉強に集中していない、という状況を防ぐことが可能だ。学校に持って行かせるのであれば必須の機能になるかもしれない。


その他にも、watchOS 7ではコントロールセンターにスリープモードのトグルスイッチが追加されるなど細かい機能が発見されているようだ。

watchOS 7の新機能は、毎年6月に開催されているAppleの開発者向けイベント 「WWDC」 で発表される予定だ。今年はCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響で各イベントが軒並み中止となっており、WWDCの開催も危ぶまれているが、現時点ではAppleからは正式なアナウンスは行われていない。

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