Appleが今秋配信予定の次期watchOS 「watchOS 7」 では、Apple Watchの感圧タッチ機能のサポートを終了することがわかった。米Apple系メディア9to5Macが詳細を伝えている。
watchOS 7で感圧タッチ機能のサポートが終了
9to5Macは現地時間24日、WWDC20の基調講演後に配信が開始された 「watchOS 7 beta」 で、Apple Watchの感圧タッチ機能が使えなくなっていることを報告した。
感圧タッチ機能とは、Apple Watchで利用できる画面の押しこみ操作。たとえば現行のwatchOS 6では、複数の通知が一気に来たときに画面をググッと押し込むと通知を一括で消去できた。つまり、watchOS 7ではこういった操作が利用できなくなるということだ。
watchOS 7で通知の全消去を利用するには、画面スクロールで全通知の上部に移動して 「すべてを消去」 をタップする必要がある。また、Appleが開発者向けに公開している 「Apple Human Interface Guidelines」 の最新バージョンでは、Apple Watchの感圧タッチによってアクセスするメニューを別の場所に再配置するように案内していることも明らかになっている。
Apple Watchの感圧タッチ機能はこれまでに発売したすべてのモデルで利用できたが、watchOS 7でサポートが終了することを考えると、もしかすると今秋登場する次期Apple Watchの 「Apple Watch Series 6」 では感圧タッチ機能を搭載しない可能性が出てくる。iPhoneで3D Touch機能が廃止されたのと同じ現象が、Apple Watchでも起きるのかもしれない。
「watchOS 7」 は2020年秋に正式リリース予定。先日から開発者向けにベータ版が提供されており、来月にはパブリックベータユーザーに向けて初のパブリックベータ版が提供される予定となっている。対応デバイスはApple Watch Series 3以降。Series 1/2はサポートから外れる予定だ。
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