現地時間12月13日、Appleは正式版 「watchOS 8.3」 の配信を一般ユーザー向けに開始した。Apple Watch Series 3以降のApple Watchはアップデートが可能だ。
正式版 「watchOS 8.3」 一般ユーザー向けに配信開始
「watchOS 8.3」 では、新たにApple Musicの 「Voiceプラン」 が利用できるようになったほか、データとセンサーへのアクセスを記録するためのAppプライバシーレポートに対応するなどの新機能が追加されている。また、一部のユーザーにおいて、通知を受けたときにマインドフルネスセッションが予期せず中断される場合がある問題も修正されている。
リリースノートは以下のとおり。
watchOS 8.3 リリースノート
watchOS 8.3には、以下の新機能と機能改善、およびバグ修正が含まれます:
- Apple Music Voiceプランの利用により、Siriを使ってApple Musicのあらゆる曲、プレイリスト、ステーションにアクセス可能
- データとセンサーへのアクセスを記録するためのAppプライバシーレポートに対応
- 一部のユーザで、通知を受けたときにマインドフルネスセッションが予期せず中断される場合がある問題を修正
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/HT201222
「watchOS 8.3」 はApple Watch Series 3以降のApple Watchで利用可能。新たにサポートから外れた端末はないため、基本的に 「watchOS 7」 が利用できるデバイスは 「watchOS 8」 も利用できる。
- Apple Watch Series 7 (発売:2021年9月)
- Apple Watch Series 6 (発売:2020年9月)
- Apple Watch Series 5 (発売:2019年9月)
- Apple Watch Series 4 (発売:2018年9月)
- Apple Watch Series 3 (発売:2017年9月)
- Apple Watch SE (発売:2020年9月)
なお、Apple WatchはiPhoneとの連携が必須。「watchOS 8.3」 を利用するには 「iOS 15/iOS 14」 をインストールしたiPhoneが必要になる。「iOS 15/iOS 14」 をインストールできるデバイスは以下の表のとおり。
iPhone | iPod touch |
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