ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、東京・原宿にある 「キュープラザ原宿」 に期間限定で 「ストレス買取センター」 をオープンした。
「ストレス買取センター」 では、制約と我慢の多かった昨今の生活の中で溜め込んだストレスをユニバーサル・スタジオ・ジャパンに買い取ってもらえるという、斬新な切り口から生まれたイベントだ。
今回、「ストレス買取センター」 のオープンに先立ち、メディア内覧会に参加することができたので、そのレポート記事をお届けしたい。
今回原宿にオープンした 「ストレス買取センター」 は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが ”ぶっとんだアイディア” で人々を “超元気にしたい” という思いのもと開催するイベント企画 「ぶっとび政策」 の第2弾。
第1弾の 「ぶっとび政策第1弾:ぶっとびツアーガチャ@SHIBUYA」 では、プライベートジェットで行く優雅な旅が当たるなど、ある意味 “物理的にぶっ飛べる” ガチャが開催されたが、今回の第2弾は、なんとゲストのストレスを買い取るという、またもや斬新なぶっ飛び企画だ。
イベントに会場に入ると、さっそくストレスレベルを計測してもらえる。会場入り口に設置されたストレスチェックマシンに顔を見せることでゲストのストレス度を測定。ストレスレベルは、ゲストの表情などから独自の方法で算出するとのこと。
計測途中の映像にはかわいいワンちゃんなどが登場。癒されながらすこし待機していると、いよいよゲストのストレスレベルが発表される。まずは会場で用意してもらっていたモデルさんに計測してもらったのだが、結果は23〜26/100。まぁそんなものかと思い、今度は筆者の番に。
ストレスチェックマシンの前に立ち画面を眺めていたら、結果はなんと75点!隣で計測していた方は46点だったため誰かがイタズラしたわけではなさそうだ。確かに最近疲れ気味だったが、まさかこんなに高いストレス度だったとは……。しかし、そんなショックも横目におなじグループの人がなんと100点を叩き出してくれたので、筆者のストレスなんて大したことないことが判明し、ちょっぴり一安心?(笑)
査定されたストレスはその度合いによって換算され、“超元気になれる” 特別なクーポン (JTB店舗やJTBホームページなどで使えるJTB 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅」 で使える 「ストレス買取センター限定クーポン」 ) を貰うことができる。筆者は75点だったので買取査定額は5,000円となかなか良い金額に。大きなストレスを抱えていることがバレてしまったものの、高い買取査定額が出たことには素直に嬉しかった(笑)。ちなみに100点を出した人は10,000円の高額査定になった。
ストレスを計測したあとに渡される 「買取査定証」 に 「Wチャンス」 の文字が出た方には、「JTB ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅 ハロウィーンスペシャル」 のほか、「ハロウィーン・ホラー・ナイト・エクスプレス・パス4」 「ドリンク・リフィルフリー」 などが当たる抽選に参加できる。
ストレスを計測したあとは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの秋の名物ゾンビイベント 「ハロウィーン・ホラー・ナイト」 もちょっぴり体験できる。「ハロウィーン・ホラー・ナイト」 はパーク内をゾンビたちが闊歩する恐怖を体験できるホラーイベントだが、「ストレス買取センター」 ではゾンビのいるエリアを彷徨いながら箱の中に入ったミニオンのステッカーを探すというもの。最初はゾンビ風な人形がゴロンと横たわっている中を歩くだけだったので怖くなかったものの奥に足を踏み入れると……
さすが映画の世界を体験できるユニバーサル・スタジオ・ジャパン。その表現力はとても高く、ゾンビに遭遇したときは心臓バックバクで一目散にダッシュで逃げたくなるくらい (実際に逃げた) の非現実的な “絶恐” 体験ができた。
参加するには 「13歳以上」 などいくつか条件はあるものの、ホラー系が苦手な筆者でも楽しむことができたため 「ストレス買取センター」 に訪れた際にはぜひ参加してみていただきたい。
今回のイベント取材では、合同会社ユー・エス・ジェイ/インテグレーテッドマーケティング部の小川亜希氏にインタビューすることができた。小川氏は、今回の 「ストレス買取センター」 を開催した狙いについて、昨今のコロナ禍のなかで自粛であったり我慢を強いられる日々が続いていた背景を踏まえて、人々は自ら刺激をとりに行くことを忘れてしまっているのではないかと考えており、今回のイベントを通じて ”ストレスを解放して超元気になれる” ことの大事さを改めて掘り起こす、思い出すことの手助けになれればと期待を寄せているとのこと。
また、東京・首都圏の方々にこのイベントを通じて、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの魅力を実際に体験してもらうことで、秋以降の旅行需要の高まりのなか東京・首都圏の方々によりパークを訪れてもらえることも期待していると説明。さらに、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン周辺の大阪は魅力的な街であることに触れ、今回のイベントを通じてすこし落ち込んだ観光へのモチベーションや観光の魅力にも改めて気づいてほしいとし、大阪への旅行の際にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンだけでなく関西の観光地にも足を運んでもらうことでユニバーサル・スタジオ・ジャパンが観光産業に貢献できること、旅行の足がかりになるような存在になることも期待しているという。
イベントの開催地として原宿を選んだ理由として、原宿は常にトレンドの中心であり、この街に来る方々は新しいことに対する “刺激” を欲している方が多いことを挙げた。そのような刺激を求める層は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪れる顧客層とマッチすることから、イベントの体験を通じてユニバーサルスタジオジャパンの楽しさを知ってもらいたい、あわよくばユニバーサルスタジオのファンになってもらえたらと期待も滲ませた。
なお、「ストレス買取センター」 で体験できるゾンビ体験は、9月9日(金)から3年ぶりに復活する 「ハロウィーン・ホラー・ナイト」 の恐怖レベルに比べると、ほんの “さわり” 程度であるとのこと。筆者としては十分な怖さだと感じたが、本家の 「ハロウィーン・ホラー・ナイト」 はもっと何倍も怖いのだとか。悲鳴を上げて逃げたくなるような恐怖体験を味わいたい方はぜひ今年の秋はユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪れてみてはどうだろうか。
「ストレス買取センター」 は、キュープラザ原宿にて9月4日(日)まで開催される。日頃のストレスを買い取ってもらってスッキリしたい人は、ぜひ遊びに行っていただきたい。会場へのアクセスは以下。
開催場所
キュープラザ原宿 1F
(東京都渋谷区神宮前6丁目28番6)
公共交通機関からのアクセス
東京メトロ千代田線・副都心線 「明治神宮前」 駅 7番出口 徒歩2分
JR山手線 「原宿」 駅 徒歩6分
東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線 「表参道」 駅 徒歩10分
東急東横線・東京メトロ副都心線 「渋谷」 駅 徒歩10分
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