urbanista STOCKHOLM レビュー | AirPodsとはちょっぴり違う。可愛らしさのある完全ワイヤレスイヤホン

今や完全ワイヤレスイヤホンの代名詞ともなったAppleの 「AirPods」 。一時は 「耳からうどん」 とも揶揄されたりもしたが、最近では街中で見かけない日はないほど、多くのユーザーにAirPodsは浸透した。

しかし、みんながみんな同じAirPodsを着けていたらやっぱり面白くない。中にはちょっぴり変わったイヤホンを使いたいと思っている人もいるのではないだろうか。

特にAirPodsはカラーラインナップが白しかない。ピンクなどの可愛い色や、グリーンなど個性をアピールできる色のイヤホンを使いたい人もいると思う。それを叶えるのは、今回紹介するurbanistaのSTOCKHOLMだ。

AirPodsのような完全ワイヤレスイヤホンが欲しいけど、もっとファッション性にこだわりたいという方にはぴったりの製品になっているので、ぜひ詳細をお伝えしたい。

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AirPodsそっくりな完全ワイヤレスイヤホン

こちらが今回紹介する完全ワイヤレスイヤホン 「STOCKHOLM」 。本体カラーはダーククラウン(ブラック)・オリーブグリーン・ローズゴールド・フラッフィークラウド(ホワイト)の4色が用意されていて、今回筆者は可愛らしい 「ローズゴールド」 カラーを選ばせていただいた。

完全ワイヤレスイヤホンは、イヤホン本体とイヤホンを充電するためのバッテリーケースで構成されているのが一般的だが、STOCKHOLMも同様だ。

バッテリーケースの大きさは、例えるならアイシャドウやチークなどの化粧品のケースを厚くしたようなイメージ。

AirPodsに比べると一回り大きいくらいだが、他社製の完全ワイヤレスイヤホンに比べると比較的コンパクトな部類で、カバンやポケットの中に入れても邪魔になることはない。重量もイヤホン本体とケースの両方で46g程度ととても軽量だ。

ただし、あまりにも軽すぎて最初はケースを開けるのに少し手間取ってしまった。スムーズに開けられるようになるには少しだけ慣れが必要かもしれない。ケースの下半分をしっかりめに持って蓋を開けるようにするとうまく開けられるはずだ。

ケース内にはイヤホン本体が収納されていて、左側が左耳用、右側が右耳用になっているため、目を瞑って取り出しても迷うことなく耳に装着できる。イヤホンの収納部分にはマグネットが仕込まれているのだが、このマグネットの磁力もちょうどいい具合で、イヤホンの取り出し・収納がとてもスムーズだ。

イヤホン本体とバッテリーケースの外側はすべすべとした質感になっていて、触り心地は良好。AirPodsのように完全にツルツルではないため、キズが付きにくいのもグッドだ。

イヤホン本体は “耳から垂れる” デザインが採用されていて、遠目から見ればAirPodsそっくりの見た目をしている。大きさはSTOCKHOLMの方がわずかに大きく、耳に入れたときにはAirPodsよりしっかりと装着できる印象を受けた。

実際に装着してみるとこんな感じ。左右のイヤホンのロゴ部分はタッチ操作できるようになっていて、右のロゴを1回タッチすると音量を上げる、などの操作が可能。具体的にどんな操作ができるのかは以下のとおり。

タッチ操作

  • 電源オン:左右のロゴを2秒間長押し
  • 電源オフ:左もしくは右のロゴを10秒長押し
  • 音声アシスタントオン:右のロゴを2回タッチ
  • 電源アシスタントオフ:右または左のロゴを1回タッチ
  • 受話:右または左のロゴを2回タッチ
  • 終話:右または左のロゴを2回タッチ
  • コール拒否:右または左のロゴを2秒間長押し
  • 音楽を再生:左のロゴを2回タッチ
  • 音楽を一時停止:左のロゴを2回タッチ
  • 音量アップ:右のロゴを1回タッチ
  • 音量ダウン:左のロゴを1回タッチ
  • 曲送り:右のロゴを2秒間長押し
  • 曲戻し:左のロゴを2秒間長押し

※電源はバッテリーケースから取り出す、もしくは収納することでもオンオフ可能

わざわざスマートフォンを取り出さなくても、耳元で様々な操作ができてとても便利。タッチ感度もかなり良く、操作に失敗することはほとんどなかった。

そして、イヤホンといえば気になるのが音質だが、STOCKHOLMは全体的に音がこもり気味で、まるで遠くから音が聞こえているように筆者は感じた。AirPodsと同じくインナーイヤー型のイヤホンであるため、そこまで音質に期待しすぎてはいけないものの、やはりこの点がSTOCKHOLMの唯一の弱点といったところか。

イヤホンを選ぶ上で何よりも音質を重視するという方には残念ながらオススメできないが、ノイズが乗ったり低音や高音のバランスが安定しないなど、聞くに耐えない音質というほどではないので、デザインや使い勝手が優先で音質は二の次、と割り切れる方は購入の選択肢に入れても良いとは思う。

バッテリー持続時間は約3.5時間で、バッテリーケースを使って充電することで約3回充電できるため、合計約14時間の使用が可能。通勤・通学などの移動時間に使用するくらいなら、毎回充電せずとも数日間は使い続けることができる計算になる。

また、接続の安定性については数ある完全ワイヤレスイヤホンの中でもかなり優秀で、人ごみの中でも接続が切れたり通信が安定しないなどの現象が起こることはほとんどなかった。この点については心配しなくても問題なさそうだ。

以上がSTOCKHOLMの特徴になる。まとめると、AirPodsのようなスタイリッシュなデザインが採用、タッチ操作など利便性にも優れていて、ファッション性と使いやすさを兼ね揃えた優秀な完全ワイヤレスイヤホンだ。

そして、AirPodsとは違って4種類の中から好きなカラーを選択できる自由がある点には何よりも注目だ。普段のファッションに合わせてもよし、グリーンなど個性的なカラーで自分をアピールするもよし、選び方は人それぞれだろう。

唯一音質だけが気になるところだが、そこまで音質にはこだわりがない、むしろ音質よりもデザインや使い勝手を重視してイヤホンを選んでいるという方はSTOCKHOLMを手に取ってみてはどうだろうか。

STOCKHOLMは通常価格11,660円(税込)で販売中で、楽天市場やYahoo!ショッピングで購入が可能だ。購入する場合は以下のリンクからどうぞ。

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