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Twitter、一部サードパーティアプリの意図的なブロックを正式表明。”APIルールの違反” を主張

先週木曜より、サードパーティ製Twitterクライアントが使用できない問題が発生しており、世界中のユーザーが困惑している。

これについてTwitterは、意図的にサードパーティ製Twitterクライアントのブロックを行っていることを正式に表明した。

Twitter Dev (@TwitterDev) が現地時間17日にツイートした内容によると、Twitterは、一部のサードパーティ製クライアントをブロックしており、その結果として一部アプリが動作しなくなる可能性があると発言している。

ブロックしている具体的な理由は明らかにしていないが、Twitter Devは “長年施行しているAPIルールを徹底している” としており、現在機能しなくなっているサードパーティ製クライアントがAPIルールに違反していたことを示唆した。

こうした不十分な説明はテック業界に波紋を呼んでおり、一部の海外メディアなどは今回のTwitterの行動に対して、「ひどい対応だ」 「リスペクトに欠けている」 「恥ずべき」 などと批判している。

現時点では、いつサードパーティ製Twitterクライアントが再びアクセスできるようになるのか、そもそもブロックが恒久的なものであるのか、復活できる余地はあるのかなどの詳細は明らかにされていない。

この問題は、今月13日頃からTweetbotやTwitterrific、Echofonなど複数のアプリケーションで発生している。

当初は、Twitterで何らかのトラブルが発生しており、一時的にアクセスできなくなっているとの予想もあったが、今月16日にはThe Informationが、Twitter社内のSlackでTwitterのエンジニアたちが 「サードパーティ製クライアントのブロックは意図的なものである」 とのメッセージを共有している、と伝えていた。

Twitterは ”長年施行しているルールの徹底” をなぜこのタイミングで決行したのだろうか。一部では、特定のサードパーティ製クライアントがTwitterの広告を表示しないなど、Twitterのビジネスモデルに望ましくないものであったことが原因との推測があるが、その真偽も明らかにされていない。

ある程度ユーザーが納得のいく説明がなされないのなら、今回のTwitterの声明を受けて、ユーザーや広告主のTwitter離れを加速させてしまう可能性がありそうだ。

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