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Twitter、複数アカウントによる同一ツイートや「いいね」の規制を発表 規制は3月23日から

Twitterで複数アカウントを運用しているユーザーは注意が必要だ。現地時間21日、Twitterは開発者向けブログで、複数アカウントによる同一ツイートや「いいね」を規制することを発表した。

発表によると、規制が行われるのは、複数アカウントで同じ内容のツイートをすること、もしくは特定のアカウントに対して複数のアカウントで「いいね」やリツイート、フォローすること。

複数アカウントによる同一ツイートに関しては、同時に投稿するのはもちろん、ツイートの自動配信・予約配信も規制対象になる。ルールを守らないユーザーに対しては、アカウントを一時停止する措置が取られる可能性もあるようだ。

この規制は、2016年に行われた米大統領選挙で、ロシアのプロバガンダ企業「Internet Research Agency(IRA)」が大量のbotを使って世論を分断するツイートを発信したことを受けてのこと。SNSなどのネットサービスが世論操作を起こさないように各社対応に追われている。

現在、公式アプリの「TweetDeck」では、複数アカウントでの同一ツイートや、「いいね」、リツイート、フォローができるようになっているが、この仕様は近いうちに修正されることになる。「TweetDeck」と同じような操作が可能なサードパーティー製アプリに関しては、仕様を変更しなければ利用できなくなる可能性もあるとのこと。

この規制が有効になるのは3月23日から。複数アカウントを運用しているユーザー並びにサードパーティー製Twitterアプリを提供している開発者は注意するようにしよう。

ちなみに、災害や緊急事態の通知サービスなどに関しては例外とするようだ。

[ img via Josey ]