現地時間23日、Twitterのオーナーであるイーロン・マスク氏は 「Twitter」 のブランドを廃止し、新たに 「X」 ブランドに変更する意向を発表した。
ブランド変更に伴い、ドメインも 「twitter.com」 → 「x.com」 へ変更となり、現在は 「x.com」 にアクセスすると 「twitter.com」 にリダイレクトされるようになっている。
https://t.co/bOUOek5Cvy now points to https://t.co/AYBszklpkE.
Interim X logo goes live later today.
— Elon Musk (@elonmusk) July 23, 2023
Twitterの名称が 「X」 に変更、ロゴも変更へ
Twitterの運営会社 「X」 のCEOリンダ・ヤッカリーノ氏も、同様にXブランドへの変更について言及。「 イーロン・マスクと私は、Xを世界にもたらすために、チームやパートナー全員と協力することを楽しみにしています。」 とコメントした。
X is the future state of unlimited interactivity – centered in audio, video, messaging, payments/banking – creating a global marketplace for ideas, goods, services, and opportunities. Powered by AI, X will connect us all in ways we’re just beginning to imagine.
— Linda Yaccarino (@lindayacc) July 23, 2023
ブランド変更にあわせてロゴも変更される予定。これまでは青い鳥のロゴが展開されていたが、あらたにXのロゴへと変更される。(米国時間で) 日曜午後に変更する予定であることを明らかにしていることから、まもなく行われるのではないだろうか。
イーロン・マスク氏はTwitter買収の際、「Xはすべてのサービスを提供できるプラットフォームに変わる」 と発表していたように、Twitterのスーパーアプリ化を目指すかのような意向を示していた。
詳細については明らかにされていないものの、中国テンセントが提供するWeChatのようにメッセージの送信だけでなく、オンライン決済やゲームの提供、タクシーの配車や航空券の手配などひとつのアプリからさまざまなことができるサービスへの変貌を考えており、今回のTwitterブランド廃止はそのスタート地点となるのかもしれない。
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(画像:Elon Musk)