Twitterの公式クライアント 「TweetDeck」 でツイートが読め込めない問題が発生していたが、これは同アプリの不具合や先日開始されたツイートの閲覧制限が原因ではなく、Twitterが極度なデータスクレイピング(データ収集) に対処するため、レガシーAPIを削除したことが原因だったことが分かった。
また、「TweetDeck」 の改良版が本日公開されており、再びツイートを読み込むことが可能になっている。タイムラインやカラム表示などの設定をそのまま引き継いで利用することが可能。投票機能やスペースなど、これまで利用することのできなかった機能も 「TweetDeck」 から利用できるようになっている。
ただし、本日公開された正式リリース版を今後利用するにはTwitterのサブスクリプションサービス「Twitter Blue」への加入が必須になる。Twitterによると、30日以内に 「Twitter Blue」 への加入が必要になるとのことだ。
We have just launched a new, improved version of TweetDeck. All users can continue to access their saved searches & workflows via https://t.co/2WwL3hNVR2 by selecting “Try the new TweetDeck” in the bottom left menu.
Some notes on getting started and the future of the product…
— Twitter Support (@TwitterSupport) July 3, 2023
今回の件について米メディアThe VergeがTwitterにコメントを求めたところ、Twitterからは自動返信のかたちで「💩」の絵文字が帰ってきたという。
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(画像:Twitter)