先日、「iPhone 7 / 7 Pro」の高画質レンダリング画像を公開していたMartin Hejek氏だが、今度は「MacBook Pro」の高画質レンダリング画像を公開している!
有機ELタッチバーの部分はアプリによって表示アイコンを切り替えることができると言われているが、今回公開されたレンダリング画像によると、それ以外にも様々な使い方があることに気付かされる。
有機ELのタッチバーは「OS X」のメニューバーのような使い方になる?
Martin Hajek氏が公開したレンダリング画像によると、有機ELのタッチバーは開いているアプリによって表示形式が変わることが想定されているようだ。
例えば、同氏は音楽のストリーミング配信サービス「Spotify」を利用している時には、曲再生バーが表示されたり、再生ボタンや先送り、巻き戻しなどの操作が可能になると予想。
当然ディスプレイなので、暗いところでもしっかりと視認できる。
また、タッチバーの右側は「OS X」のメニューバーの一部が表示され、例えばWi-Fiやバッテリー残量、時計など様々なインジケーターが表示される。もちろん、現行の「OS X」のファンクションキー表示もできるので今までと変わらない操作をすることも可能。
これらのレンダリング画像を見るとかなり便利そうに思えるのだが、一つ気になるのは電源ボタンが有機ELタッチバーに組み込まれてしまうという点だ。
もしタッチバーに電源ボタンが組み込まれてしまうと、起動時やフリーズした時にうまく再起動できないなど問題になりそうなので、個人的には電源ボタンだけは物理ボタンであって欲しいと思うのだが、もしタッチバーが搭載されたら位置的にやはり電源ボタンはタッチバーの中に組み込まれてしまうかもしれない。
先日、リーク画像として公開された「MacBook Pro」の筐体画像では、今までの噂通りタッチバーが埋め込まれてもおかしくはないスペースが設けられていた。それ以降もタッチバー搭載の噂が絶えないことから、次期「MacBook」に同システムが搭載されるのは可能性としては高い。また、噂によると今月にも同端末が発表されるという噂もあり、早ければ来週開催される「WWDC 2016」で発表される可能性もあるとされている。
今回、Martin Hajek氏が公開したのはあくまで予想図だが、もしタッチバーが搭載されたらこのような雰囲気になるだろうと僕も予想している。出来ればデベロッパーの方々にタッチバーが解放され、アプリごとに表示物をカスタマイズできるようになってほしいのだが、そこまでは高望みしすぎだろうか。
Martin Hajek氏が公開している画像はこちらから見ることができる。このページには掲載していない画像も多数公開されているので気になる人は是非から見に行ってみてほしい。