
Metaは米国時間9月4日、SNSアプリ「Threads」に新機能を導入した。投稿に最大10,000文字の長文テキストを添付できるようになり、利用者はこれまで以上に多様な形式でアイディアや意見を表現できる。添付テキストは投稿内でそのまま表示され、外部ウェブサイトへのリンクを含めることも可能だ。
これまでThreadsの投稿文字数は最大500文字に制限されており、利用者は書籍や記事、ポッドキャストの書き起こしなどをスクリーンショットで共有し、感想を添える方法を選ぶことが多かった。今回のアップデートは、こうした使われ方に応える形で導入されたものだ。
最大10,000文字になるメリットとは
この機能は一般利用者だけでなく、長文コンテンツを制作するクリエイターにとっても有用だ。例えば小説やニュースレターを書いている人は、作品の一節を投稿に添付し、あわせて全文や購入ページへのリンクを掲載できる。従来の500字制限では難しかった“プロモーションとしての投稿”が容易になり、読者との接点を増やす手段となる。
添付テキストの作成はシンプルで、新規投稿画面からアイコンをタップすると専用エディタが開く。ここで最大10,000字のテキストを入力でき、フォントを太字や斜体に変えることも可能だ。入力後は「完了」をタップし、必要に応じてメイン投稿を追加して「投稿」を押すだけで公開できる。
Threadsはすでに全世界で月間アクティブアカウントが4億を突破し、日本国内でもコミュニティが急速に形成されている。Instagram責任者のアダム・モッセーリ氏は、今回のアップデートが特にクリエイターの利用体験を改善し、共通の関心を持つ人々がつながりやすくなることを強調している。
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(画像提供:Meta)