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『The Elder Scrolls Online』「虫の教団の季節 パート2」がコンソール向けに配信。10年越しのサーガがついに完結へ

Bethesda Softworksは、『The Elder Scrolls Online(ESO)』の最新チャプター「虫の教団の季節 パート2」を、Xbox Series X|S、Xbox One、PlayStation 4、PlayStation 5向けに配信開始した。10月にPC/Mac向けに先行リリースされていた同作が、ついにすべてのプラットフォームでプレイ可能になった形だ。

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「虫の教団」サーガ、東ソルスティスで幕を閉じる

本作は、6月に配信された「虫の教団の季節 パート1」の物語を直接的に引き継ぐ続編であり、プレイヤーは“東ソルスティス”と呼ばれる新たな地域を舞台に、虫の教団が進める不穏な計画の阻止を目指す。荒涼とした島では、新たなワールドボス、洞窟、パブリックダンジョンなど、これまで「苦悶の壁」によって隠されていた危険や謎が待ち受けている。

今回のチャプターは、シリーズ10周年を迎えた『ESO』の壮大なストーリーラインの集大成でもある。開発チームは「虫の教団の季節」を2025年サーガの劇的なフィナーレと位置付けており、10年に及ぶ冒険の締めくくりとしてふさわしい内容となっている。「パート2」は「2025 コンテンツパス」および「2025 プレミアムエディション」に収録されており、いずれかを所有していればアクセス可能だ。

新コンテンツを開始するには、選択中のサーバーで「苦悶の壁を巡る戦い」をクリアしておく必要がある。進行状況は公式イベントページで随時確認できる。

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第48弾アップデートも同時配信、全プレイヤー向けに改善と新要素

今回のリリースには、基本ゲーム部分を対象とした「第48弾アップデート」も含まれており、全プレイヤーが無料で利用できる。アップデートでは、ランキングシステムの改良やバランス調整、各種不具合修正などが実施されているほか、12月に開催予定の年末イベント「ニュー・ライフ・フェスティバル」の追加も行われた。

シリーズ全体の物語が大きな節目を迎える中、Bethesdaは今後もライブサービスとして『ESO』を継続的にアップデートしていく方針を示している。

10年にわたって進化を続けてきたTamrielの世界は、今回のチャプターによって新たな区切りを迎えた。シリーズの長年のファンにとっても、新規プレイヤーにとっても、ひとつの時代を象徴する拡張といえるだろう。

(画像提供:Bethesda Japan)