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「東京ゲームショウ2024」 開催概要が発表。幕張メッセすべてが展示スペースに

2月29日、コンピュータエンターテインメント協会 (CESA) は、「東京ゲームショウ2024 (以下、TGS2024)」 の開催発表会をオンラインで開催した。

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TGS2024の開催テーマは 「ゲームで世界に先駆けろ。」

今年のTGS2024は、2023年9月21日(木)〜9月24日(日)の4日間で開催される。ビジネスデイは2023年9月26日(木)〜9月27日(金)、一般公開日は2023年9月28日(木)〜9月29日(日)。

開催地は、幕張メッセ (1-11ホール+国際会議場+イベントホール) のすべてを使用する。主催は、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会 (CESA)、共催は日経BPと電通。

昨年のTGS2023では、幕張メッセのすべてを展示スペースとしたことで出展小間数2,682、出展タイトル数2,291と、22年比で大幅に多い出展が行われた。また、海外からの出展も過去最多となっていて、世界から44カ国・地域が参加したという (22年は38カ国・地域) 。

さらに、フィジカルでのイベント開催が本格的に戻り、幕張マッセの全ホールを利用して開催したことで、当初の想定よりも多い人数が来場した。ビジネスデイは69,815人、一般公開日は173,423人、合計で243,238人が来場したという。

来場者の主な動機としては、新作タイトルや話題作など業界動向の全体把握や、ビジネスを念頭においたソフト・製品・企業の情報収集などが多かった。これは国内だけに留まらず、海外からの来場者にも同じだったという。

また、来場者のTGS展示に関する満足度は、70%以上が 「とても満足している」 「満足している」 と回答しており、出展者にとってもTGS出展に関して80%近くが 「とても満足している」 「満足している」 と回答している。

これらを踏まえてコンピュータエンターテインメント協会(CESA) は、TGS2024の過去最大級規模での開催を目指す。海外イベントで来場プロモーションを本格化するほか、海外の旅行代理店との連携で国内・海外の来場者をさらに増やしていく。さらに、アジア主要15都市でも開催説明会を開催予定。4日間の想定来場者数を25万人に設定しているという。

TGS2024の来場者向けチケット発売スケジュールは以下のとおり。

一般公開日チケット
国内:2024年7月中旬予定
海外:2024年7月下旬予定

ビジネスデイチケット
国内・海外:2024年7月下旬予定

また、オンラインコンテンツも引き続き充実させるとして、公式番組のほか、「TGSVR」 を 「TGS Digital World 2024」 に改称したデジタル展示会も開催する予定となっている。PCやスマホ、VRデバイス等で参加が可能だ。

「TGS Digital World 2024」 は、バーチャル空間でしか実現できないオリジナルブースや体験コンテンツが体験できるほか、リアル会場に来られないゲームファンも含む国内/海外の幅広いゲームファンにアプローチを目的とする。2023年には33社が出展し、延べ来場者数は約32万人だった。

体験デバイスはPCが多く(41.2%)、次いでVRデバイスが多かった(33.8%)。今年は、幕張メッセのリアル会場開幕に先行するかたちで、9月20日から10月6日まで開催する予定だ。

(画像提供:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)