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TCL、e-noteタブレット「Note A1 NXTPAPER」日本投入。約10万円で2月10日から先行販売開始

TCLは2月4日、都内で新商品発表会を開催し、紙のような書き味と目の疲れにくさを特徴とするe-noteタブレット「TCL Note A1 NXTPAPER」を日本市場向けに発表した。

CES 2026でグローバル発表された製品で、ノート取りや読書、学習、会議といった用途に特化したモデルとなる。日本では2月10日から、応援購入サービス「Makuake」で先行販売を開始する。

▶︎ Makuakeで「TCL Note A1 NXTPAPER」を応援購入する(販売ページは2月10日公開)

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書く・読む用途に照準を合わせた生産性重視のタブレット

TCL JAPAN ELECTRONICS Senior Marketing Manager 白天石氏

「TCL Note A1 NXTPAPER」は、ReMarkableやKindle Scribeといった電子ペーパー端末の代替を視野に入れつつ、フルカラーディスプレイと高速な操作性を備えた“生産性重視”のタブレットだ。動画視聴やゲームよりも、集中して書く・読む体験を重視した。

日本市場では、ビジネスプロフェッショナル、研究者・学生、クリエイティブプロフェッショナルの3層を主なターゲットに据える。厳密な色再現を求めるプロ向け制作機というよりも、アイデアを記録し整理するためのツール、いわば「第2の脳」としての活用を想定しているという。

最大の特徴は、TCL独自の「NXTPAPER Pure Display」を採用した11.5インチディスプレイにある。解像度は2.2Kで、1670万色表示に対応する。E-Inkとは異なり、120Hzのリフレッシュレートを備え、表示の遅延や残像感を抑えた。ページ送りやペン入力時の追従性が高く、一般的なタブレットに近い操作感となっている。

発表会では、従来のNXTPAPER(3.0や4.0)が動画視聴などの用途を主眼に置いていたのに対し、NXTPAPER Pureは「書き心地」と「読み心地」を重視して再設計された技術である点が強調された。アンチグレア、反射防止、指紋防止の3A Crystal Shield Glassを採用し、文字の輪郭をくっきりと表示することで、視認性を保ちやすい設計とした。TÜV認証の目疲れ低減機能も備える。

付属のスタイラス「T-Pen Pro」は8192段階の筆圧検知に対応し、低遅延で自然な書き味を実現した。ダブルチップ構造と消しゴム機能を備え、X軸リニアモーターによる振動フィードバックにより、紙に書いている感覚に近づけている。ノートアプリでは無限キャンバスに対応し、ページの制約なく思考を書き留められる。

主な仕様は、プロセッサにMediaTek MTK G100、8GBメモリ(仮想拡張対応)、256GBストレージを搭載する。バッテリー容量は8000mAhで、33WのPD急速充電に対応する。OSはAndroidベースのカスタムビルドで、Dropbox、Google Drive、OneDriveとのクラウド同期やワイヤレススクリーンキャストにも対応する。筐体は薄型のアルミニウムボディを採用し、軽量性と耐久性を両立させた。

会議や学習を支援するAI機能も複数搭載する。会議中の音声をリアルタイムで文字起こしする機能は、10以上の言語や地域アクセントに対応し、発言内容を即座にテキスト化する。あわせて40以上の言語に対応したリアルタイム翻訳も利用でき、異なる言語でのやり取りを補助する。記録した内容は、数時間に及ぶ議論であってもワンクリックで要点を整理し、実行項目を含む要約としてまとめられる。

アイデア整理向けには「インスピレーションスペース」と呼ばれる機能を用意する。PDF閲覧中やウェブブラウジング中に、ペンで囲んだテキストや図表をそのまま保存でき、後からワンタップで元の情報源に戻ることも可能だ。保存したメモや資料はAIが自動で整理し、重要なポイントを抽出したり、新たなコンテンツ案としてまとめたりする。

学習用途では、T-Pen Proと連動した手書き支援機能を備える。手書きした数式を認識して計算結果を表示する機能や、乱雑な文字を読みやすく整形する機能、一筆で円や四角などの正確な図形を描画する機能などを利用できる。

AI機能のうち、会議中の音声を文字起こし・翻訳する機能はオフライン環境でも利用できる。ただし、翻訳精度はオンライン接続時の方が高いことから、クラウド利用が推奨される。ノートの要約や書き直しなど、その他のAIツールボックス機能は基本的にクラウドベースで動作する。

本製品は、Google Playストアを搭載しない点も特徴となる。TCLは、Google Playを導入すると多数のGoogleアプリを同梱する必要が生じ、デバイスの「集中力」や「生産性」というコンセプトと合わなくなると説明した。

独自のアプリストアも用意されないが、APKファイルを用いたサードパーティアプリのインストールには対応しており、Kindleなど必要なアプリを個別に導入することは可能だ。用途を絞り込みつつ、最低限の柔軟性を確保する設計と言える。

「TCL Note A1 NXTPAPER」は2月10日からMakuakeで応援購入をスタートする。本体のみの販売はなく、本体に加えて、T-Pen Pro、プレミアムフリップケース、替え芯セットを含むフラッグシップバンドルとして展開される。想定小売価格は99,800円(税込)。

▶︎ Makuakeで「TCL Note A1 NXTPAPER」を応援購入する(販売ページは2月10日公開)