コナミデジタルエンタテインメントは、スマートフォン向けゲームアプリ『幻想水滸伝 STAR LEAP』の開発を発表した。対応プラットフォームはiOSおよびAndroidで、シリーズ初のモバイルゲームとなる。
スマホゲーム『幻想水滸伝 STAR LEAP』発表
本作は、｢幻想水滸伝｣ シリーズの世界観をより多くのプレイヤーに届けることを目的に、手軽に遊べる作品として開発されている。しかし、単なるスピンオフではなく、｢ナンバリングタイトルを制作するような気持ち｣ で取り組まれており、27の真の紋章のひとつ「変化の紋章」がキーとなる、新たな108星の物語が紡がれる。
物語の舞台は、過去の『幻想水滸伝』ナンバリング作品と同じ世界で、太陽暦に基づいた正史の一部として描かれる。時間軸としては、『幻想水滸伝I』の数年前、『幻想水滸伝V』の少し後に位置し、この時代を生きたキャラクターたちが登場するという。
グラフィック面では、奥行きのある2Dスタイルを採用し、街ごとに異なる生活の風景を再現。たとえば、『幻想水滸伝I』の帝都グレッグミンスターも再び登場する。
グラフィックの描写にはこだわりをもって開発をしており、キャラクターアニメーション、シナリオ演出、バトルシーンなど、細部にわたってドット絵の魅力を引き出している。
サウンド面でも、シリーズファンには嬉しいこだわりが詰め込まれている。新規楽曲に加え、過去作に登場した街のBGMをオーケストラアレンジし、100曲以上を生演奏で収録。打ち込み音源を含めると、総収録曲数は150曲以上に及ぶ。
本作のストーリーは以下。
世界を創造したとされる27ある真の紋章
“変化の紋章” はそのうちの1つ
大国 “赤月帝国” の東、湖のほとりに佇む里。 “里長ホウ” の息子である主人公が、初めての狩りを無事に終えた夜。 狩りの成功を祝い、明日への希望に満ちる中、何者かの襲撃により里の状況は一変する。
主人公は “ヒスイ” “シーリーン” “シャプール” らと共に里の復興に向けた旅に出る。 運命の大きなうねりの中で、主人公たちの小さな冒険は大きな志へと変化していく。 “ただ、一人のために”
基本は、作品に登場する108星の物語となるが、ストーリーを進めていくうちに過去の作品では語られなかった物語も明かされるという。
長年愛されてきた「幻想水滸伝」シリーズが、新たな形でスマートフォン向けに登場する『幻想水滸伝 STAR LEAP』。リリース時期や詳細なゲームシステムについての続報が待たれる。
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