1月26日、SteelSeriesは同社初のゲーミングスピーカー3モデル 「Arena 3/7/9」 を発表した。3月10日以降から、全国の家電量販店およびAmazon.co.jpにて順次販売を開始する。
今回SteelSeriesから発売となる 「Arena 3/7/9」 は、シリーズの特徴としてPCとBluetoothとの接続に対応し、音質など細かなカスタマイズが可能な独自ソフトウェア 「SONAR」 が利用できる。
Arena 3
まず、下位モデルに相当する 「Arena 3」 はコンパクトな2.0chフルレンジスピーカー。大口径の4インチドライバーを搭載しているため、小さくまとまっていながらも一般的なPCスピーカーに比べてよりダイナミックなサウンドが鳴らすことが可能だ。
また、本体上部にバスレフポートを備えているため、サブウーファーがなくとも十分な低音を出すことができる。
スピーカー下部にはスタンドが用意されており、自由に角度など調節することが可能。常に最適なリスニングポジションで音を聴くことができる。スタンドの部分にはボリュームの調節つまみやマルチファンクションボタンが用意されている。
音声の入力は、3.5mm有線ジャックおよびBluetooth 4.2で行う。右側スピーカーの背面にヘッドセット接続用の3.5mmジャックなど搭載されており、音声の出力先を簡単に切り替えることができる。
価格は19,990円(税込)。
Arena 7
次に、ミドルシップモデルとなる 「Arena 7」 はフロントスピーカー2基とダウンファイアリング構造のサブウーファーで構成された2.1chのサラウンドゲーミングスピーカー。
フロントスピーカーには、4インチドライバーとツイーターを組み合わせた2wayのスピーカーが2基搭載されており、高音域から低音域にかけて高い音質を実現している。
さらに、Arena 3にはないサブウーファーを加えたことで、サラウンドとより深みのある重低音を響かせることが可能になった。ちなみにサブウーファーはワイヤレスで接続する方式なので、設置場所は割と自由に決められるのがグッドポイント。
音声の入力は、Arena 3と同様に3.5mm有線ジャックおよびBluetooth 4.2で行う。ただし、Arena 3の右フロントスピーカーに搭載されている入力端子は、ヘッドホン用3.5mmジャックを除いてすべてサブウーファーに移動しており、サブウーファーにはUSB Type-C (2.1)ポートのほか光オーディオ入出力などが搭載されている。
フロントスピーカー背面には1,680万色のRGBイルミネーションが搭載されており、ユーザーの好みに応じて、あるいは画面上のアクションや音楽に反応して自動で変色するイルミネーションを楽しむことができる。
Arena 3同様、フロントスピーカー下部にはスタンドが用意されており、自由に角度など調節することが可能。常に最適なリスニングポジションで音を聴くことができる。スタンドの部分にはボリュームの調節つまみやマルチファンクションボタンが用意されている。
価格は43,970円(税込)。
Arena 9
最後は、シリーズ最上位モデルとして君臨する5.1chモデル 「Arena 9」 。Arena 3やArena 7の基本的な機能をすべて網羅しつつ、さらにリアスピーカーを2基、センターチャネルスピーカー1基を追加したことで5.1chのサラウンド環境を実現できる製品だ。
構成は、4インチドライバーとツイーターを組み合わせた2wayのスピーカーを4基、センターチャネルスピーカー1基、ダウンファイアリングサブウーファー1基の合計6つで、リアリティ溢れる360°オーディオを楽しむことが可能だ。
本製品には、有機ELディスプレイが備わったコントロールポッドが付属する。これを指で触ることで音量の調節やスピーカーとヘッドセットの音声切替えなどが可能だ。
価格は80,270円(税込)。全国の家電量販店およびAmazon.co.jpにて販売を予定しており、先立って予約受付が開始されている。
今回の 「Arena 3/7/9」 の発表会では、3モデルすべてを試聴することができた。いずれも体験時間が短かったこともあり、本格的な音質レビューはできないものの特にArena 9の環境は高〜低音域にかけて上質なサラウンドオーディオを実現できていたように感じた。ひとまず今回は製品紹介に留まるが、機会があれば別途レビュー等をお伝えできればと考えている。
なお、発表会ではSteelSeries製品の10%オフクーポンが紹介された。今月31日までの期間限定だが、直近でSteelSeries製品を購入する予定があった方は、ぜひ利用していただければと思う。対象製品一覧はこちら
(画像提供:SteelSeries)