Valveの携帯ゲーム機 「Steam Deck」 2月25日に海外発売。価格は399ドルから

現地時間1月27日、ゲーム配信プラットフォーム 「Steam」 を運営するValveは、2022年2月25日に携帯ゲーム機 「Steam Deck」 を海外向けに発売すると発表した。

当初発売時期は2021年12月とアナウンスされていたが、部品供給不足により発売が延期されていた。

価格は399ドル〜。まずは、アメリカ・カナダ・イギリスなど欧米にて販売を開始する。なお日本での発売時期は未定となっており、Valveは 「他の地域でも出荷予定です。今後のお知らせをお楽しみに。」 とコメントしている。

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Valveの携帯ゲーム機 「Steam Deck」 海外で2月25日発売

「Steam Deck」 は、Nintendo Switchに似た構成を採用した携帯ゲーム機。マルチタッチが可能な7インチ画面の左右に操作用コントローラーが用意され、手に持ちながらゲームをプレイすることが可能。また、外部ディスプレイに映像を出力できるドックも別売りされ、大画面でプレイすることが可能だ。

画面の解像度は1280×800、リフレッシュレートは60Hz。外部出力時は最大8K@60Hzまたは4K@120Hzの映像出力が可能だ。

主要スペックとして、プロセッサはZen 2 CPUとRDNA 2 GPUを組み合わせたAMD製プロセッサ。メモリは16GBの高速LPDDR5。ストレージは64GB、256GB、512GBの3ラインナップ。microSDカードスロットも搭載されているのであとからストレージを追加することも可能だが、256GB、512GBモデルはNVMe SSDを採用しているため、ストレージ速度を気にするならぜひ256GB以上を購入することをオススメする。

OSは、Valveの独自OSであるSteamOS。Linux系であるためLinux対応ゲームがプレイ可能。Windows向けタイトルについてもエミュレーターを使ってプレイすることができるという。ちなみに本機はジャイロ操作もサポートする。

また、サードパーティのアプリケーションをインストールすることも可能。Steam上にはないゲームをプレイできるだけでなく、Linuxコンピュータとして利用することも可能。

コントローラーには、ABXYボタンと十字キーのほか、L&RアナログトリガーやL&Rバンパー、表示&メニューボタン、背面には割り当て可能な4個のグリップボタンが搭載される。

そのほかにも静電容量方式フルサイズアナログスティック、32.5mm触覚フィードバック付き角型トラックパッドが搭載されており、マウス入力のような操作にも対応する。

「Steam Deck」 は、Bluetooth 5.0に対応しており、同規格に対応したコントローラやアクセサリ、オーディオに対応する。Wi-Fiはデュアルバンド(2×2 MIMO対応)で、IEEE 802.11a/b/g/n/acに対応する。

バッテリー持続時間は2~8時間。充電は最大45Wに対応している。そのほか詳細なスペックはこちらから確認できる。

まずは海外の一部の国・地域向けに発売する 「Steam Deck」 。事前予約者に注文受付メールを2022年2月26日より順次配信予定で、メールが届いてから3日(72時間)以内に支払いをすると注文確定となる。3日の期日を過ぎると次の予約者に順番が回ってしまうとのことなので、事前予約者はメールボックスのチェックを怠らないようにしよう。

画像:Steam Deck

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