
Valveは10月2日、PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」において、毎年恒例の大型セール「Steamオータムセール2026」を開始した。大型タイトルからインディーゲームまで幅広い作品が対象となっており、発売から間もない作品にも割引が設定されている。
今回のセールでは、『FINAL FANTASY VII REBIRTH』が70%オフの1,973円、『ペルソナ3 リロード』が70%オフの2,303円、『ARC Raiders』が50%オフの3,195円となっている。そのほか、『モンスターハンターライズ』が90%オフの399円、『ドラゴンクエストモンスターズ3』が80%オフの996円、『Detroit: Become Human』が90%オフの450円など、1,000円以下で購入できるタイトルも多い。
また、Valveによるセールに加えて、各メーカーからもセール対象作品が案内されている。新作を安く購入したいユーザーだけでなく、過去の人気作をまとめて遊びたいユーザーにとっても選択肢の多いセールとなっている。
開催期間は日本時間10月9日午前2時まで。
『FF7リバース』が70%オフ、『ARC Raiders』は半額に
注目タイトルの一つが、『FINAL FANTASY VII REBIRTH』だ。『FINAL FANTASY VII』リメイクプロジェクトの第2作で、ミッドガルを脱出したクラウドたちが広大な世界を旅する。複数のエリアを自由に探索できるフィールドや、仲間との連携技を組み込んだアクションバトル、多数のミニゲームなどを収録している。通常価格6,590円から70%オフとなる1,973円で販売されている。
『ペルソナ3 リロード』も70%オフの2,303円。『ペルソナ3』を現代向けに作り直したリメイク作品で、ビジュアルや操作性を刷新したほか、キャラクターのサイドエピソードや掛け合いなども追加している。
『ARC Raiders』は50%オフの3,195円。PvPvE形式の脱出シューターで、ソロまたは最大3人のチームでプレイできる。地上で物資を集め、敵対するほかのプレイヤーや機械の敵「ARC」と戦いながら地下居住区「スペランザ」へ帰還することが目的だ。10月8日には大型アップデート「Frozen Trail(凍った道)」も予定されている。
発売から間もないタイトルも対象になっている。『バイオハザード レクイエム』は30%オフの6,293円。FBI分析官グレース・アッシュクロフトとレオン・S・ケネディを中心に、ラクーンシティをめぐる新たな物語が展開する。グレース編では探索や謎解き、物資管理を重視したサバイバルホラー、レオン編ではスピード感のある戦闘を楽しめる。
『PRAGMATA』は20%オフの6,392円。AIに支配された近未来の月面世界を舞台に、調査員ヒューとアンドロイドの少女ディアナが地球への帰還を目指す。ディアナによるハッキングとヒューの銃撃を組み合わせて敵の防御を崩すバトルシステムを採用する。
日本を舞台にした『Forza Horizon 6』は20%オフの7,840円。550台以上の実在車両を収録し、東京や郊外、峠などを自由に走りながらレースやイベントに挑戦できる。車両のカスタマイズに加え、住宅やガレージの編集、キャンペーン、オンラインでの協力・対戦にも対応する。
このほか、『ドラゴンクエストVII Reimagined』は35%オフの5,705円、『モンスターハンターワイルズ』は25%オフの3,742円、『龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』は50%オフの4,495円、『ソニックレーシング クロスワールド』は60%オフの3,196円となっている。
『アサシン クリード ブラック フラッグ RE:シンクロ』は10%オフの7,524円、『007 ファーストライト』は30%オフの6,237円。『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』は20%オフの7,184円、『パルワールド』は30%オフの2,380円、『Dune: Awakening』は50%オフの2,495円となっている。
少し変わったタイトルを探しているユーザーにも候補がある。最大4人で遊べる『How to Fish』は38%オフの545円。物理演算を使った釣りゲームで、魚を釣って売り、装備を整えながら島を探索する。銃を使って魚と戦ったり、ボス戦やギャンブルに挑んだりする要素も盛り込まれている。
『Big Walk』は20%オフの1,840円。『Untitled Goose Game ~いたずらガチョウがやって来た!~』を手がけたHouse Houseによるオンライン協力アドベンチャーで、広大な島を仲間と歩き回る。近くにいるプレイヤー同士で声を掛け合えるボイスコミュニケーションがゲームの重要な要素になっている。
『めっちゃカメレオン』は30%オフの553円。真っ白な体に周囲の色や模様を塗り、ステージに擬態して鬼から隠れるオンラインかくれんぼゲームだ。
90%オフや500円以下のタイトルも多数
今回のセールでは、過去の人気作を低価格で購入できるタイトルも多い。
『Detroit: Become Human』は90%オフの450円。アンドロイドと人間をめぐる物語が描かれるアドベンチャーゲームで、プレイヤーの選択によって展開や結末が大きく変化する。
『モンスターハンターライズ』は90%オフの399円。『モンスターハンター』シリーズのハンティングアクションで、14種類の武器を使ってモンスターを狩猟し、素材から装備を作っていく。
『The Witness』は90%オフの398円。島を探索しながら大量のパズルを解いていく一人称視点のパズルゲームだ。
『Death’s Door』は90%オフの230円。死者の魂を刈り取るカラスとなり、剣や弓、魔法を使って奇妙な世界を探索するアクションアドベンチャーとなっている。
『コンストラクションシミュレーター』も90%オフの280円。建設会社を経営し、実在メーカーの重機を使って掘削や資材運搬、道路舗装などの仕事を進める。最大4人でのオンライン協力にも対応する。
『The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition』は90%オフの439円。本編に加えて公式追加コンテンツを収録したオープンワールドRPGで、メインストーリーだけでなくギルドやサイドクエスト、探索、クラフトなどを自由に楽しめる。
『The Talos Principle 2』は90%オフの340円。ロボット文明が築かれた世界を舞台に、レーザーや重力操作などを利用して複雑なパズルを解いていく一人称視点の作品だ。
『Kingdom Two Crowns』は90%オフの230円。王国を築きながら夜ごと襲来する怪物から領土を守る横スクロール型のストラテジーゲームで、2人協力プレイにも対応する。
『プレートアップ!』も90%オフの230円。最大4人でレストランを経営するローグライト・クッキングゲームで、調理、配膳、皿洗いから店舗レイアウトまでをこなしながら店を発展させていく。
『Warhammer 40,000: Mechanicus』は95%オフの170円。テックプリースト部隊を率いてネクロンの墓所を探索するターン制タクティカルゲームで、身体の機械化や武器、装備によって部隊を強化できる。
このほか、『FINAL FANTASY X/X-2 HD Remaster』は60%オフの1,385円、『Dune: Awakening』は50%オフの2,495円、『inZOI』は20%オフの3,584円、『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』などもセール対象となっている。
インディーゲームにも多数の対象作品があり、『Mewgenics』は25%オフの2,550円。猫を育成しながらターン制の戦術バトルに挑むローグライト作品で、900種類以上のアイテムや猫の繁殖・突然変異といった要素を組み合わせて部隊を作る。
『リ・ストーリー: 思い出修理屋』は20%オフの1,599円。2000年代半ばの東京を舞台に、ゲーム機や携帯電話、音楽プレイヤーなどを修理するシミュレーションゲームだ。持ち込まれた機器を分解して故障箇所を探し、依頼人との会話を通じてそれぞれの物語にも関わっていく。
『Shift At Midnight』は10%オフの1,215円。最大3人で深夜のガソリンスタンドを経営しながら、客に紛れ込んだ「ドッペルゲンガー」を見破る協力型ホラーゲームとなっている。
『Sandustry』は35%オフの962円。地形そのものを掘り進めながら工場を作り、採掘や生産を自動化していくシミュレーションゲームだ。砂や鉱石など、一つひとつのピクセルが資源として扱われる。
『Cairn』は25%オフの2,550円。自分で手足を置く位置を決めながら岩壁を登るサバイバルクライミングゲームで、ピトンの設置や食料・水の管理も必要になる。
VRタイトルもセール対象で、『Half-Life: Alyx』が75%オフの1,625円、『The Room VR: A Dark Matter』が75%オフの525円、『狼と香辛料VR2』が80%オフの514円、『The Last Clockwinder』が70%オフの809円、『Pistol Whip』が60%オフの1,360円などとなっている。
『Pax Autocratica』は80%オフの770円、開発元が「設定ミス」と説明
今回のセールでは、価格設定をめぐる珍しいケースも発生している。
8月に早期アクセスを開始した『Pax Autocratica』は、通常価格3,850円から80%オフとなる770円で販売されている。ただし開発元のMultiverseによると、これは予定していた割引率ではなく、セール設定時の入力ミスだという。
本来予定していた割引率は20%で、価格は3,080円になる予定だった。開発元はSteamの掲示板で「完全に人為的なミス」と説明し、現在はSteamサポートへ修正を依頼している。いつ修正されるかは明らかにされていない。
早期アクセス開始から2カ月足らずで80%オフとなったことで、開発終了や販売終了を想定した値下げではないかとの受け止めも考えられるが、開発元は開発を放棄したわけでも中止するわけでもなく、今回のセールも「閉店セール」ではないと説明している。コミュニティと話し合ってきた大型アップデートについても、引き続き開発を進めるとしている。
『Pax Autocratica』は、ディストピアSFを舞台にしたコロニーシムとローグライトFPSを組み合わせた作品。プレイヤーは全体主義国家の指導者として、市民に採掘や研究、武器・食料の生産などを割り当て、少数の生存者からコロニーを築いていく。
恐怖やプロパガンダ、監視によって市民を支配することも、生活環境を整えて忠誠を得ることもできる。戦闘ではプレイヤー自身が一人称視点で戦場に立ち、歩兵、戦車、メカなどが入り乱れる戦いに部隊とともに挑む。弱らせた敵を捕らえて拠点へ連れ帰り、市民にすることも可能だ。
遠征で入手した「コア」を使って銃や部隊を強化し、遠征ごとに異なるビルドを組み上げていく。早期アクセス期間は約2年を予定しており、正式リリース時には値上げする予定としている。Steamユーザーレビューは記事執筆時点で約3,300件に達し、91%が好意的な評価を寄せる「非常に好評」となっている。日本語には対応していないが、有志による日本語Modが存在する。
このほか、Steamオータムセールでは無料のステッカーや、Steamポイントショップで購入できるプロフィール背景、アバターフレームなども用意されている。
セール対象は今回紹介した作品だけでもかなりの数に上る。『Mewgenics』『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』『Mass Effect Legendary Edition』『Endoparasitic』『The Coffin of Andy and Leyley』『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』『UNBEATABLE』『Keep Digging』『Whiskerwood ウィスカーウッド』『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』『活俠傳』『萬手一体』『代筆屋ワールドワード』など、ジャンルも価格帯も幅広い。
「Steamオータムセール2026」は、日本時間10月9日午前2時まで開催される。
関連リンク
(画像:Valve)
注:当記事に掲載されている価格など可変的情報については、記事掲出時のものであることに注意してください。
