任天堂は本日、任天堂ハード向け最新作ゲームの発表を行う「Nintendo Direct 2016 3.4」で、「スターフォックス」シリーズの最新作となるWii U用ゲームソフト「スターフォックス ゼロ」と、2年前のE3で同時に発表された「スターフォックス ガード」の最新情報を発表したのでご紹介する!
ただのリメイクじゃない!新しい機体や新しいボスが登場
「スターフォックス」シリーズは、「ライラット系」と呼ばれる架空の恒星系が舞台となっており、「アーウィン」と呼ばれる戦闘機や「ランドマスター」と呼ばれるメカを使って敵を倒しながら進んで行くフライトシミュレーションゲームだ。
「スターフォックス ゼロ」は、ストーリーとしては、1997年に発売されたNINTENDO64用ゲームソフト「スターフォックス64」の『やとわれ遊撃隊「スターフォックス」と宿敵「アンドルフ」との戦い』をベースにしているようだが、ただのリメイクではない。
本作では、主力戦闘機「アーウィン」が小型肉食竜のような姿の「ウォーカー」と呼ばれる地上形態にいつでも変形できるようになり、飛行形態では入りにくい場所に入ることができるようになった。さらに、戦車のような機体「ランドマスター」にも飛行形態の「グラヴマスター」が追加され、偵察機のような新たな機体「ジャイロウィング」も登場するとのこと。
また、「スターフォックス64」にはなかった新たなルートも追加されており、そちらのルートでは新たなボスと戦うことができるようだ。「スターフォックス64」でも様々なルートが存在し、それぞれ個性あふれるキャラクターが登場したり、異なるストーリーに分岐したりというのがあったので、今回のルートの追加でさらに分岐が広くなり、何度も遊べるようになっている。
そして、Wii UのGamePadのジャイロセンサーを利用した新たな操作方法も登場。コックピットからの一人称視点が新たに追加され、より臨場感あふれるプレイが可能になった。
同じくWii UのGamePadを利用した新たな遊び方として、2人での協力プレイなるものも発表された。1人がWii U PROコントローラーやWiiリモコン+ヌンチャクで機体を操作し、もう1人がWii U GamePadのジャイロ操作で照準を動かし、攻撃を担当するというもので、1人ではクリアできなかったステージをクリアしたり、高スコアをたたき出したりすることができるようだ。
E3で発表されていた新ゲーム「スターフォックス ガード」
2年前のE3で「スターフォックス ゼロ」と同時に発表された「ガード」という名前のゲームを覚えているだろうか。今回、こちらのゲームも「スターフォックス ガード」として新たに発表されたので紹介する。
「スターフォックス ガード」は、「スターフォックス」のメンバーの1人「スリッピー」の叔父さんである「グリッピー」が所有しているレアメタルの採掘場を、12台の監視カメラを使って敵から防衛するシューティングゲーム。
「スターフォックス ゼロ」とはまた違った雰囲気のゲームとなっているが、オンライン要素などもあるようなので、こちらも楽しみにしておこう!
「スターフォックス ゼロ」は、パッケージ版とダウンロード版の両方が発売され、パッケージ版は6,156円(税込)、ダウンロード版は5,540円(税込)だ。
また、「スターフォックス ガード」が同梱されている「『スターフォックス ゼロ・スターフォックス ガード』ダブルパック」は7,020円(税込)となっている。発売日は2016年4月21日だ。生まれ変わった「スターフォックス」を楽しみに待とう。
[ via 任天堂 ]