現地時間11月13日、定額制音楽配信サービスのSpotifyは、Apple Watch 専用アプリを正式にリリースした。このアプリを利用することで、Apple Watchから音楽の再生コントロールができるようになった。
Apple WatchでSpotifyの再生をコントロールできるように
Spotifyがリリースした Apple Watch専用アプリでは、音楽の再生・停止・最後に再生した中から楽曲選択が可能。つまり、iPhoneなどのスマートフォンをポケットやカバンから取り出すことなく、Spotifyの再生・停止ができるように。もちろん、その日の気分じゃない時は音楽をスキップすることもできる。
また、接続するイヤホンやスピーカーの選択も可能で、例えばGoogle HomeからSonosスピーカーへ再生デバイスをスムーズに切り替えることが可能だ。残念ながらHomePodsはSpotifyに対応していないため、再生することはできない。
ちなみに、音楽のボリュームはデジタルクラウンをクルクル回すことで調節できる。とても直感的だ。
オフライン再生は現時点では利用できないが、今後のアップデートで追加することを予告している。オフライン再生が利用できるようになれば、いよいよApple Watchとワイヤレスイヤホンだけあれば、いつでも音楽の再生ができるようになる。
最近、Apple Watchからアプリの撤退が相次いでいる。撤退の主な理由は「利用者が少ないから」 なのだが、SpotifyのApple Watch対応はユーザーの使いやすさを拡張するのにまさに最適だ。
専用アプリを利用するためには、Apple WatchとペアリングしたiPhoneから、Spotifyアプリをアップデートする必要がある。アップデートはいつも通り、App Storeから可能。