8月30日、ソニーは新型ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM3」を欧州で発表した。価格は349.99ドル/380ユーロで、欧米では9月から販売開始。日本での発売時期についてはまだアナウンスされていない。
【追記】日本では2018年10月6日発売予定。
「WH-1000XM3」の特徴は、ノイズキャンセリング用の新型プロセッサ「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」を搭載したことで、ノイズキャンセル性能が前モデルから4倍に向上しているということ。さらに、同プロセッサによる32bitのオーディオ信号処理で音質も強化されており、これまで以上にクリアで綺麗な音で音楽を楽しむことができるようになったという。
重量は20g軽量化。イヤーパッドの形状はより頭に沿う形に変化し、高級ヘッドホンらしい美しいデザインに。また、素材ももっと柔らかい素材に変更されているため着け心地がよく、ムレにくくなっている。
ノイズキャンセリング機能を使いながらの連続再生時間は、最大30時間。一度充電が完了すれば、次の日まで音楽を聞き続けることが可能。長時間のフライトでも問題なく使用することができるだろう。
ちなみに、充電ポートはMicroUSBが採用されていたのは、今回からUSB-Cに変更になっている。これまでMicroUSBケーブルを使っていたユーザーにとっては少し戸惑いの種になりそうではあるが、USB-Cポートが搭載されたことによって、急速充電が利用できるようになった。10分の充電で最大5時間の再生が可能。バッテリー切れのうっかりを防ぐことができるように。
ただし、このUSB-Cポートは充電専用であるため、USB-Cを搭載したAndroid端末などのデバイスを接続しても音楽を聞くことができないので注意が必要だ。
そのほか、ノイズキャンセリングの強弱を調節する機能がスマホ専用アプリ「Headphones Connect」で利用することが可能。また、ユーザーの行動に合わせて自動的にノイズキャンセリング機能を切り替える「アダプティブサウンドコントロール」機能も利用できる。
冒頭でも触れた通り、欧米での発売は発表されているが、日本での発売に関してはまだ正式発表されていない。近いうちに正式発表があると思われるので、新型ヘッドホンが欲しい方は今後の情報を要チェックだ。