ソニー、米国でPS5の価格を一斉値上げ。全モデルで50ドル増

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、米国市場において「PlayStation 5」の販売価格を一律50ドル引き上げると発表した。

新価格は8月21日(木)から適用される。対象は通常モデル、デジタルエディション、そして今年投入されたPS5 Proの3モデルだ。改定後の価格は以下の通り。

  • PlayStation 5:549.99ドル
  • PlayStation 5 Digital Edition:499.99ドル
  • PlayStation 5 Pro:749.99ドル

同社は値上げの理由について「厳しい経済環境」を挙げているが、実際には米国が中国や日本からの輸入品に課している追加関税の影響が大きいとみられる。PS5は現在、中国と日本の工場で生産されており、コスト構造が為替や貿易政策に直結している。

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日本での値上げにも波及の可能性

今回の米国値上げは、世界的な販売戦略の一環とも受け取れる。Sonyはすでに今年4月、英国・欧州・オーストラリア・ニュージーランドでの価格を引き上げており、日本でも昨年9月に為替変動を理由に改定を行っている。

そのため、SNSでは「米国での値上げは、次は日本市場に及ぶのではないか」という声も上がっている。ゲーム機市場は依然として高い需要が続いているが、価格改定が消費者心理にどのように影響するかは注視すべきだろう。

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(画像提供:ソニー・インタラクティブエンタテインメント)

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