3月7日(現地時間)、マルチプラットフォーム対応のスマートスピーカーを開発することで知られる米オーディオメーカーSonosが、同社のスマートスピーカー 「Sonos One」 に新型モデルを投入することを発表した。新型スピーカーはすでに米国で販売が開始されている。
今回発表された 「Sonos One」 の新型モデルは、現行モデルからデザイン変更を伴わない第2世代として登場。外観には何の変化は見られないが、第1世代に比べてより高速なプロセッサ、大容量のメモリ、Bluetooth LE (Low Energy) が内蔵されるなど、内部のアップデートが実施されている。また、第2世代のみが利用できる新機能などは用意されていない。
Sonos Oneの第2世代モデルが登場
このプロセッサの性能やメモリ容量の引き上げが何を意味するのかは今のところ明らかになっていない。初代モデルについてはたまに処理能力に不足を感じることもあった。Appleのマルチオーディオシステム 「AirPlay 2」 に対応したSonos Oneだが、「AirPlay 2」 利用時に稀に音がズレることが報告されており、一部ユーザーからは改善の要望が上がっていた。筆者もその現象に遭遇したことは何度もあるが、第2世代モデルではこの問題が解決している可能性がある。
第2世代Sonos Oneの価格は199ドル。2017年10月に発売した初代Sonos Oneも当初は199ドルで販売されていたため、価格は据え置きとなる。ちなみに、初代モデルは20ドル値下げされた179ドルで引き続き販売されるようだ。
ちなみに、Sonosは同社のスマートスピーカーにGoogleアシスタントを年内に追加する予定。また、「Siri」 対応に向けて動いているとの情報も知人から聞いているが、現時点で同社から正式な発表はない。
Sonosは昨年8月に日本初上陸を果たしており、日本でも 「Sonos One」 は購入可能。ただし、第2世代モデルが日本ですぐに発売になるかは現時点で明らかになっていない。日本展開の詳細については今後の続報に期待したい。
[ via The Verge ]