今夏に提供開始予定のAppleのクレジットカード 「Apple Card」 が、すでに一部の従業員に発行されていることがわかった。著名リーカーのBen Geskin氏(@BenGeskin)が、Twitterで同クレジットカードを撮影した写真を公開している。
「Apple Card」 は、今年3月にAppleから発表された独自クレジットカードサービス。ゴールドマン・サックスとマスターカードとの提携のもとで発行され、クレジットカード自体はチタンで製造される。
#AppleCard pic.twitter.com/eRt9aUAyRp
— Ben Geskin (@BenGeskin) 2019年5月11日
今回リークされた写真はその物理カード。Appleの従業員から入手したものであるとのことで、クレジットカードには 「Ben Geskin」 の名前が入っているが、これは写真を提供した従業員を守るためであること、またBen Geskin氏がリークさせたことを示す証拠となるようにしたためであるという。
Apple Cardは、iOS(iPhone)との連携が可能で、ウォレットアプリからその月の支払額を確認したり、使った店の名前や場所、買ったものなどの統計情報を見ることが可能だ。
カードの表面には所有者の名前のみが表示され、署名やセキュリティコード、カード番号などの個人情報は一切表示されない仕組み。また、手数料や年会費といった費用は発生しないため、誰でも持ちやすいのが特徴だ。
同サービスは今夏から米国で提供開始予定だが、まだ日本を含む他地域ではサービスが開始されるかどうかは発表されていない。