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ソフトバンク、裸眼で3D動画・写真を見れる 「トビデル」 9月6日から提供開始。スマホ内の写真・動画も3D化可能

ソフトバンクは、スマートフォン向けの3D新サービス 「トビデル」 を明日9月6日より提供を開始する。

「トビデル」 は、スマートフォンに入っている写真や動画等を3Dで視聴できるサービス。通常、3Dコンテンツを視聴するには3DメガネやHMDなどが別途必要になることが多いが、本製品を使うと裸眼で視聴できるようになる。

利用方法は、対応するスマートフォンに専用の保護ガラスを貼り付け、専用アプリ 「トビデル」 を起動する。スマートフォンに入っている写真・動画は、同アプリケーションにインポートすることで自動で3Dに変換される仕組み。AIを用いて、写真・映像に深度情報を付与することで実現する。

また、自身で撮影した写真・動画だけでなく、同アプリ専用のタレントを起用した3Dコンテンツも視聴可能だ。サービス開始当初は無料のお試しコンテンツとして、 「なにわ男子 乾杯で超接近」 「トビデル×ぼる塾 3Dで田辺さんが飛び出る」 「FANTASTICS COLLECTION」 など、人気タレントたちが目の目に飛び出してくる専用コンテンツを用意する。

対応機種は、iPhone 15およびiPhone 15 Pro。そのほかのモデルについては今後対応を予定しているほか、Android向けにも今後提供を計画しているという。なお、本製品はコンテンツの3D化だけでなく、保護ガラス本来の画面保護機能も備えているとのことだ。

本製品の発表に先がけて実際された報道関係者向けの体験会で、実際の製品を試してみた。見た目は一見普通の保護ガラスであるものの、前述の 「トビデル」 アプリを起動すると写真や映像が3Dで見えるのでビックリ。

アプリを起動すると、まずは最適に3Dコンテンツを視聴できるようにするための設定をいくつか行う必要がある。具体的には 「偏り調整」 「斜め方向調整」 「アイトラッキング調整」 など。それぞれのユーザーごとに合う設定になるため、ほかのユーザーが見る際には再び設定をする必要があるようだ。

設定が終わったので、実際にコンテンツを視聴してみた。いくつかサンプル的なコンテンツが用意されていたためそちらを視聴してみたところ、被写体にはいずれも自然な立体感があり、通常の2Dに比べてリッチなコンテンツ視聴体験ができた。

スマートフォンと目の距離が近すぎたり遠すぎたりすると立体感を失ってしまうもmのの、およそ20〜30cm離しておくと最も立体感が得られる。コンテンツの内容によってハッキリとした立体感が得られるものとそうでないものがあるようだが、好きなアイドルやタレント、風景や人物が立体的に見えるとやはりテンションが上がるかもしれない。

「トビデル」 用保護ガラスの販売はSB C&Sが行い、同社のオンラインショップ 「トレテク!ソフトバンクセレクション」 やソフトバンク取扱店にて購入が可能だ。価格は7,200円(税込)。

無料コンテンツの他に、全国のソフトバンクショップ (一部店舗を除く) で数量限定販売するコンテンツカードを購入することで視聴できる有料コンテンツも用意。サービス開始に合わせ、まずはLDH所属アーティスト5組の計7種類のコンテンツカードを発売する。コンテンツは今後も順次追加予定だ。

なお、「トビデル」 のサービス開始に伴い、全国のソフトバンク取扱店 (一部店舗を除く) に、本サービスを体験できるデモ機が設置。誰でも気軽に3D視聴を楽しめるため、気になった方はお近くの店舗へ。

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「トビデル」 サービス概要