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ソフトバンク、総務省に怒られて「のりかえ割パワーアップキャンペーン」を4月15日に終了へ

今月1日、ソフトバンクは「のりかえ割パワーアップキャンペーン」の実施を告知し、MNPでの乗り換えユーザーを優遇するキャンペーンを開始した。

MNPでの乗り換えを検討していたユーザーにとっては、現段階で一番魅力的なキャンペーンだったと言えるのだが、残念ながら先日適用された総務省のガイドラインに沿っていないと総務省から指導が入り、同キャンペーンが終了することが決定してしまったようだ。

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キャンペーンは4月15日(金)に終了することが急遽決定か

先日、ドコモとソフトバンクは、総務省から「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン」に沿った端末購入補助に設定するように指導を受けた。

ドコモは「家族まとめて割」、ソフトバンクは「のりかえ割パワーアップキャンペーン」を指摘されたものと考えられるが、どちらも(条件付きで)端末購入を大幅に補助するものになっている。

ドコモはこれに対し声明などは発表していないが、ソフトバンクは自社HP上で総務省の要請に対し反論する文章を掲載していて、同キャンペーンの存続など今後の動向に注目されていた。

だが残念なことに、この「のりかえ割パワーアップキャンペーン」は4月15日(金)に終わりを迎える可能性が極めて高くなっているようだ

上記は一つの例だが、同キャンペーンが15日で急遽終了になってしまうことが発表されている。ソフトバンク自体は同キャンペーンの終了を発表してはいないが、その他の販売代理店でも同様の発表をしているところがあり、ソフトバンク全体で同キャンペーンが終了してしまう可能性が極めて高い。

SankeiBizによると、総務省は各社から報告を受けた販売代理店への販売奨励金の状況を精査、問題が見つかった場合は、再び行政指導を行う方針であると伝えており、ソフトバンクは結局、総務省の指導に沿うほかなかったのだろう。

そうなると同キャンペーンを使えるのは、あと数日だけということになる。今後これ以上の条件のいいキャンペーンが登場する可能性が少ないことを考えると、乗り換えを検討していた人は同キャンペーンが生きている今のうちに乗り換えておいたほうがいいかもしれない。

【追記】2016年4月13日にソフトバンクは、当該キャンペーンの新規受付を4月15日(金)で終了することを発表しています。