総務省主導で行なわれている「携帯料金引き下げ」に一つ、結論が出た形だ。
本日Softbankは、月額2,980円で1GBまで通信が可能な「データ定額パック・小容量」を2016年の4月から提供を開始することを発表した!
1ヶ月4,900円前後でスマホを利用可能に
Softbankは、現在提供している「スマ放題」「スマ放題ライト」に新たなプランと料金設定を設けることを発表した。
「スマ放題」「スマ放題ライト」で利用できる「データ定額パック」には現在、2GB / 5GB / 10GBのプランが用意されているが、今回新たに1GBの小容量プランが登場する。
「データ定額パック・小容量」は月額料金が2,900円と今までのプランよりもリーズナブルな値段設定となっており、もしこのプランを選択した場合、毎月1GB以下の使用量のユーザーは月額600円ほど安くなる計算になる(現在「2GBの小容量プラン」を選んでいる場合)。
スマ放題ライトのユーザーが、「データ定額パック・小容量」プランに切り替えることで、通話料+通信料+基本料等を合計すると、月4,900円(税抜)で利用できるようになり、今までよりも安くスマホを利用できるようになるとのこと。
総務省主導で始まった「携帯料金引き下げ」は結局、データ容量の引き下げとセットで料金が下がるという形でフィニッシュし、ユーザーにとってリーズナブルな料金設定プランを提供されることになった。
最初に総務省が呼びかけた携帯料金引き下げの意図とは違う結果になった気もするが、データ通信をあまり利用しないユーザーやWi-Fi運用を積極的に行っている人には嬉しいニュースだ。
このプランが提供開始になるのは、2016年4月から。プランの変更を検討する人は今の内に自身の普段のデータ通信量などをチェックしておこう!
また、今まで国内3大キャリアで横一線だった料金体制に批判の声もあったが、他キャリアは今回も追従してくるのだろうか、注目だ。
[ via SoftBank ]