
『SILENT HILL: Townfall』の最新トレーラーが、本日配信された「State of Play」で公開された。映像内では本作のゲームプレイが初披露され、一人称視点を採用した探索や戦闘シーンの一端が明らかになった。
本作は、コナミデジタルエンタテインメントと英スタジオScreen Burn Interactiveが手がけるシリーズ最新作。2022年の発表以来、具体的なゲーム内容は伏せられてきたが、今回の映像で物語の方向性やシステムの一部が示された。
一人称視点と新デバイス「CRTV」
『SILENT HILL: Townfall』は一人称視点を採用する。プレイヤーは主人公サイモン・オーデルの視点を通じて町を探索し、物語と密接に結びついた謎解きや、敵との緊迫した遭遇に向き合うことになる。
映像の冒頭では、古いポケットテレビ型デバイス「CRTV」が登場する。シリーズで象徴的だった携帯ラジオを再解釈した装置で、ノイズによる警告にとどまらず、周囲の環境を可視化するような索敵や、町に散在する信号の受信といった機能を備える。物語上の手がかりの取得にも関与し、探索とストーリー進行を結ぶ中核的なギミックとして機能する設計だ。
UIはレトロな表示様式を基調としつつ、インタラクティブ性を持たせた構成。VHS風の映像演出も取り入れ、作中世界の質感を強調している。CRTVの存在を前提としたゲームデザインであることから、一人称視点が採用された背景も理解できる。
“戦わない”選択を含むエンカウント設計
戦闘は近接武器や遠距離武器を用いるアクションが確認できるが、必ずしも交戦が最適解とは限らない。ステルス行動や回避、敵の注意を逸らすといった選択肢が用意され、状況に応じた判断が求められる。
敵はプレイヤーの行動に反応し、感知後は追跡を開始する。隠れる、逃げる、戦うといった行動を柔軟に切り替えることが生存の鍵となる構造だ。緊張感を重視したエンカウント設計が採られている。
PlayStation 5向けタイトルとして、DualSense ワイヤレスコントローラーの機能にも対応。インタラクト時のフィードバックや、敵の接近を伝える振動表現などにより、体験の没入感を高める。
シリーズプロデューサーの岡本基氏は、本作が『SILENT HILL 2』や『SILENT HILL f』とは異なる舞台と物語を描く作品であると説明する。アクション性よりもナラティブや謎解きに比重を置き、知的な体験と美術表現を軸に据えたタイトルになるという。
『SILENT HILL: Townfall』は本日2月13日よりPlayStation Storeで欲しいリスト登録の受付を開始。発売日に向け、今後も続報が公開される予定だ。
(画像:KONAMI)
