Sekiroがアニメ化『Sekiro: No Defeat』Crunchyrollで2026年配信へ

ゲーム『Sekiro: Shadows Die Twice』が、アニメ『Sekiro: No Defeat』として映像化されることがGamescom 2025で正式発表された。

配信は2026年を予定しており、Crunchyrollが日本・中国・韓国・ロシア・ベラルーシを除く全世界での独占配信を行う。

監督を務めるのは『鬼灯の冷徹』などで知られる橘賢一氏。脚本は佐藤卓哉、キャラクターデザインは岸田隆宏、美術監督は金子雄司(敬称略)が担当。制作スタジオはQzil.la、プロデュースはARCHが手がける。

監督の橘は「本作は息をのむほど美しい世界を持つSekiroをアニメーションで表現する壮大な挑戦。ファンにも初めてSekiroを知る人にも、記憶に残る体験を届けたい」とコメントしている。

声優陣もゲーム版から続投する。主人公・狼役は浪川大輔、九朗役は佐藤美由希、葦名弦一郎役は津田健次郎が演じる。手描きアニメーションで描かれる戦国時代日本の幻想世界を舞台に、狼の過酷な旅路が再び描かれることになる。

『Sekiro: Shadows Die Twice』は2019年3月にPS4、Xbox One、PC向けにリリースされ、世界累計販売本数は1000万本を突破。高難度アクションと緻密な世界観でカルト的な人気を獲得し、2019年のThe Game Awardsでは「Game of the Year」に輝いた。今回のアニメ化は、ゲームの成功を背景にしたマルチメディア展開の一環と位置づけられる。

近年、『Cyberpunk: Edgerunners』や『Arcane』など、ビデオゲームを原作とするアニメが相次いで成功を収めており、映像化はゲームIPの新しい拡張手段となっている。

『Sekiro: No Defeat』は、ゲームで味わった死闘の緊張感をアニメーションという形でどう再現するのか。世界的な注目を集める一作となりそうだ。

(画像:gamescom)

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