『Sea of Remnants』が2026年リリース。『IdentityV』のJoker Studioが放つ、選択と冒険の海上都市RPG

NetEase Gamesは、日本時間6月5日に配信された「PlayStation State of Play」にて、Joker Studioが手がける完全新作RPG『Sea of Remnants(シー オブ レムナンツ)』を発表した。

対応プラットフォームは、PlayStation 5/PC(Steam)/iOS/Android。リリース時期は2026年を予定している。

開発を担うのは、非対称対戦ゲーム『IdentityV(第五人格)』で知られるJoker Studio。本作は “アート×自由度” を核とする異色の海洋冒険RPGで、幻想的な世界観とダイナミックな選択システム、リアルタイムの海戦、さらには港町での生活コンテンツなど、多層的なプレイ体験を提示する。

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木偶人形のようなビジュアルと、プレイヤーの選択が世界に干渉するRPG設計

『Sea of Remnants』の舞台は、多文化・多勢力が交錯する巨大な海上都市「オーブトピア」。プレイヤーは記憶を失った人形船乗りとして、この幻想的な海を旅しながら、少女とともに失われた記憶と世界の真実に迫る。

本作の特徴は、プレイヤーの選択が都市の成長や衰退に直接影響を与える、都市変容型のゲーム設計。登場する300人以上のNPCは、固有の生活サイクルと背景を持ち、関係性の構築次第で物語や街の構造そのものが変化していく。

ビジュアル面でもJoker Studioの独自色が色濃い。木偶人形を彷彿とさせるキャラクター造形、グラフィティやアメコミ的センスを取り入れたアートスタイル、そしてファンタジーと海洋を融合させた空間表現は、没入感と独創性を両立させている。

海上でのバトルはリアルタイム進行。敵艦との戦闘や巨大海洋生物との遭遇、浮力・天候・生態系といった要素を複雑に絡めた「リアルな航海体験」が設計されており、アクション性と戦略性を兼ね備える。一方で、港町では釣りや料理、さらには麻雀などのレジャー要素も充実している。

Joker StudioのSylar Pan氏は「プレイヤーが選ぶ選択によって、300体以上のキャラクターとの関係性や物語が分岐し、まったく異なるオーブトピアが生まれる」と語っており、同時代のソーシャルゲームでは得がたい「変容性」を強調する。

本作のティザートレーラー「Anchors Aweigh, Capt’n」は日本語版・英語版ともにYouTubeで視聴可能だ。公式サイトやSNS(X、Discord、TikTokなど)で今後も随時新情報が公開されていく予定となっており、SteamおよびPlayStation Storeではウィッシュリスト登録も受付中だ。

(画像提供:NetEase Games)

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